フルリモートはやめとけと言われる理由・デメリット5選
この章では、「フルリモートやめとけ」が言われる理由を、フルリモート歴5年のワーママ目線で具体的に解説します。
先に全体像を整理すると、つまずきやすいポイントは次の5つです。
フルリモートがやめとけと言われる主な理由
- 仕事とプライベートの切り替えが難しい
- 評価や頑張りが見えにくく不安になりやすい
- 相談や雑談が減り問題を一人で抱えやすい
- 孤独を感じやすくなる
- 自己管理ができないと成果が出にくい
ここを理解しておくと、納得感を持った上でフルリモートにチャレンジするかの判断ができますよ。
仕事とプライベートの切り替えが難しい
切り替えが苦手な人ほど“時間と場所の境界線”が必要です。
フルリモートは通勤がないぶん最高にラクですが、ラクさが裏目に出ることがあります。
たとえば、朝起きてそのままPCを開く。
▼
気づけば昼も食べずに作業
▼
夕方に子ども対応をして、寝かしつけ後にまた仕事…
みたいな流れについついなりやすいんですよね。
ワーママ家にいると、ずっと仕事のこと考えちゃって休めない…



私も最初そうだったよ!“家にいる=休み”じゃないから、意識して区切らないと沼るやつ。
理由はシンプルで、外的なスイッチ(移動・服装・周りの目)がないから。
スイッチがないと、集中も休憩も中途半端になりがちで結果、疲労が溜まってパフォーマンスが落ち心身ともに疲弊してしまいます。
対策としては、自分なりの「切り替えの軸」を決めておくことがオススメです。
切り替えの軸の具体例
- 時間
→仕事時間を固定(例:9:30〜17:30) - 場所
→仕事スペースを決める - ルーティーン化
→始業前にコーヒー、終業後に散歩など小さな習慣
評価や頑張りが見えにくく不安になりやすい
フルリモートでの評価不安は「見える化」と「報告の型」でかなり減らせます。
出社だと“忙しそう”や“頑張ってる感”が伝わりますが、在宅は見えません。
だからこそ、「私、ちゃんと役に立ててる?」と不安になりやすいです。
よくあるのが、成果を“完成品だけ”で伝えてしまうこと。
フルリモートでは、途中経過が見えない分、上司やチームは状況がわからず不安になるため、確認が増えたり、評価も慎重になりがち。
ここで必要なのが、報告のテンプレ化です。
評価不安を減らす報告の型
- 今日やったこと、気をつけたポイント(事実)
- 詰まっている点(課題)
- 次にやること(予定)
- 相談したいこと(依頼)
たとえばチャットで「本日:A作業完了/Bはここで詰まり→◯◯の確認お願いします/明日:Cに着手します」だけでも、信頼感が上がります。
不安が減ると、次の「相談しづらさ」も自然に解決しやすくなりますよ。
相談や雑談が減り問題を一人で抱えやすい
「相談できない環境」だと、フルリモートのしんどさを一気に感じやすくなります。
実際、私も「相談したいけどこんなことで連絡していいのかな?」「もうちょい一人で頑張るべき?」と悩んだことがあります。
雑談ってムダに見えるけど、実は仕事の詰まりを早期に潰す超重要な時間なんですよね。
出社なら「すみません、ここ相談したいのですが…」と一瞬で済みますが、フルリモートだと、わざわざ連絡するのが気まずかったり、相手の状況が見えなかったりして、相談を先送りしがちです。



こんなこと聞いたら迷惑かな…って思って結局ひとりで抱える。
対策としてオススメなのが、相談の心理的ハードルを下げる工夫です。
相談のハードルを下げるコツ
- 相談の窓口を決める
→まずは誰に聞くか固定 - 文章の型を使う
→結論→背景→選択肢を伝える - 普段から相談しやすい環境を作っておく
→やり取りの機会を増やす、mtgの定期開催
特にワーママは、子どもの対応で時間がブツ切れになりやすいので、詰まりを長期化させないのが大事です。
小さく聞いて、小さく解決すると相談できない、話せないストレスが減りますよ。
孤独を感じやすくなる
孤独は“性格”ではなく“接点の少なさ”から起きます。
フルリモートは人間関係がラクになる一方で、誰とも話さない日が続くことも‥
特に、子どもが小さい時期は「家にいるのに休めない」「仕事も育児も一人で回してる」感覚になりがち。
これが地味にメンタルを削ります。



誰とも話してない日、ふと涙出そうになる…。



私も最初そうだったよ!“孤独を放置しない仕組み”を作ったらかなり落ち着いた。
孤独対策は、気合いで外に出るより、生活にあらかじめ「人と話したり、会う予定」を埋めておくのが現実的です。
たとえば、こんなイメージです。
孤独対策の具体例
- 週1でmtgを実施
- コワーキングやカフェで作業(毎日じゃなくてOK)
- 仕事以外のコミュニティに1つ所属(オンラインでも可)
自己管理ができないと成果が出にくい
フルリモートは誰かに見られているわけではないので、自分で仕事の配分を組み立てられるかが非常に重要です。
もし自己管理が苦手な場合は“仕組み化”もオススメ。
つまずく人は、サボるというより「優先順位が決められない」「時間を見積もれない」「集中が続かない」あたりで崩れているケースが多いです。
自己管理をラクにする仕組み化の例
- 終業前に「明日やること」をメモしておく
- 作業の優先度・所要時間から逆算して実施していく
- 集中できない場合の対策を事前に決めておく
→ストレッチ、コーヒーを飲む、単純作業に切り替えるなど
【データでわかる】フルリモートはやめとけと言われる根拠3選
この章では、「フルリモートやめとけ」が広がる背景をデータ視点で整理します。
フルリモートがやめとけと言われる背景
- 完全フルリモート求人はピーク時より減りやすい
- ハイブリッド勤務が主流になりつつある
- その結果、フルリモートは人気が集中して倍率が上がりやすい



求人が減ってるなら、フルリモート目指すの無理ゲー?



大丈夫!“探し方”を変えるとまだまだフルリモート求人も多いよ。
コロナ禍で一度増えた完全リモート求人が減少傾向
完全フルリモートの求人は、コロナ禍ピークと比べるとやや減ってきています。
理由は、企業側が「全員フルリモート」から「一部は出社」「職種によって出社」など、運用しやすい形へ調整しているケースが増えているから。
ただし、「フルリモート求人が完全に消えた」わけではありません。
そのため、フルリモートで働きたいのであれば戦い方はシンプルで、「数が少ないなら、当たりに行く確率を上げる」こと。
職種・探し方・条件設定を工夫すれば、まだまだチャンスは残っています。
完全リモート求人で意識したいポイント
- 職種を寄せる
→IT・Web業界など、リモートと相性が良い領域を中心に探す - 制度だけで判断しない
→口コミや面接で現在も社員がフルリモートで働いているのかを確認 - 条件を分解する
→完全フルリモートだけでなくハイブリット(週3在宅+週2出社など)も候補に入れる
「ハイブリッド勤務」が増え、完全リモートは少なめ
最近ではハイブリット勤務(在宅と出社両方)の企業も増えてきています。
理由は完全フルリモートは、教育やチーム連携、評価の仕組み作りなどで難易度が上がりやすいから。
一方、ハイブリッドなら対面の良さも残しつつ、柔軟性も担保しやすいので取り入れる企業も多いのが実情です。
ただハイブリッド勤務は意外とワーママ目線だと、味方になることがあります。
ハイブリッド勤務のメリット
- 雑談の中で不明点をサラッと聞ける
- チームの空気感が分かって、孤独が軽くなる
- 生活が煮詰まりにくい(外に出る日がある)
もちろん、出社がある分しんどさもありますが、今までフル出社していたことを考えると「週1〜2回だけ出社」なら、フル出社より現実的な人も多いはずです。
だからこそ、最初から「フルリモート限定」で狭めすぎず、“入り口はハイブリッド→実績と信頼で在宅比率UP”という作戦も十分アリです。
フルリモート求人は「人気集中」で倍率が上がりやすい
フルリモート求人は「希望者が集中しやすい構造」なので倍率が上がりやすいです。
枠が少なめなのに、働きたい人は多いので、自然と倍率が高くなります。
倍率が高いとき場合は、“通過率を上げる工夫”を取り入れてみましょう。
たとえば、次の3つは即効性があります。
倍率が高い求人で通過率を上げるコツ
- 応募書類で根拠を見せる
→「リモートで成果が出せる理由」(自己管理・報連相・実績)を書く) - 成果物を用意する
→ポートフォリオ、数値、改善事例など“証拠”を出す - 応募先を分散する(1社集中ではなく、複数応募で採用確率をアップ)
さらに、同じフルリモートでも“職種・レベル”で勝負が変わります。
未経験OKのフルリモートは激戦になりやすいので、最初は「ハイブリッドOK」「リモート多め」まで広げたり、今までのスキルを活かせる職種を選ぶと一気にリモート転職が現実的になりますよ。
【ワーママに特におすすめ】フルリモートのメリット7選
この章では、ワーママがフルリモートで得やすいメリットを7つに分けて解説します。
フルリモートで得やすい主なメリット
- 通勤不要で時間に余裕ができる
- 子どもの予定に合わせて働きやすい
- 家事や育児と仕事を両立しやすい
- 人間関係のストレスが減りやすい
- 住む場所に縛られず働ける
- 身支度や準備の負担が少ない
- 自分のペースで仕事を続けやすい



デメリットばっかり見てたけど…やっぱりフルリモートって魅力あるよね。



うんうん!メリットもちゃんと知ったうえで、自分に合う形で取り入れていけたら最強だよ。
ここから各メリットを、リモート歴5年のワーママのリアルに沿って具体化していきます。
通勤不要で時間に余裕ができる
通勤が消えると「時間」だけでなく「体力」と「心の余白」も増えます。
片道30分でも往復で1時間。それが週5なら週5時間、月20時間が丸ごと浮く計算に。
忙しいワーママにとって、月20時間浮くのは嬉しすぎますよね。
実際、私も以前はフル出社でクタクタでしたが、フルリモートで働けるようになって気持ちにゆとりができて育児と仕事の両立も叶うようになりました。
さらに時間が増えると、できることも一気に広がります。
通勤がなくなって増える“ゆとり”の例
- 朝、子どもにイライラしにくくなる(時間の余裕)
- 夕方の“お迎えダッシュ”が減る
- 休憩で家事を少し進められる
- 自分の睡眠を確保しやすい
- ひとり時間が持てる
通勤がないだけで、毎日の生活がガラッと変わり心身ともに余裕を持てる暮らしが送れるようになりますよ。
子どもの予定に合わせて働きやすい
フルリモートは、「突発対応が起きても仕事を止めにくい」働き方です。
ワーママの毎日は、正直“予定通りにいかないことが前提”ですよね。
お迎え時間の変更、園や学校の行事、通院、急な発熱…。
出社が前提だと、「今日はどうしても抜けられない」「周りに迷惑をかけてしまう」と気持ちが追い詰められがち。
一方、フルリモートであれば、次のような柔軟な調整がしやすくなります。
子どもの予定に合わせやすい働き方
- 仕事を一時中断して対応し、落ち着いたら再開する
- 中抜けして通院し、夜に少し作業を回す
- 子どもが寝たあとに集中時間を作る



子どもの都合で仕事が止まるたび、申し訳なくなる…。



私も最初そうだったよ!でも在宅にしたら“止める”じゃなく“ずらす”感覚に変わったよ。
「子ども優先=仕事ができない」ではなく、「子どもがいても働き続けられる選択肢」として、フルリモートはワーママにとって現実的な働き方だと言えます。
リモート求人が多いおすすめな転職サイト
この章では、「フルリモート(またはリモート多め)求人を探すときに使いやすい転職サイト」を3つ紹介します。
| サービス | リモートワーク求人数 | 得意な業界 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
doda![]() ![]() | 112,303件 | 全業界対応 | 自分で求人を見つけたい人 |
| リクルートエージェント | 53,397件 | 全業界対応 | 相談しながら進めたい人 |
Green![]() ![]() | 5000件~ | IT・Web業界 | IT・Webでリモートを狙いたい人 |
いきなり1社に絞るより、まずは“情報の取りこぼし”をなくすほうが早いです。
フルリモート求人は枠が少ない分、掲載先が分散しやすいので総合型で求人の母数を確保しつつ、特化型で刺さる求人に出会うのがオススメ。
上記3サイトのおすすめポイントもお伝えしますね。
幅広い求人から自分で探したいなら「doda」
フルリモートを狙うなら、まずは総合型で求人の母数を確保するのが近道です。
dodaは業界・職種の幅が広く、公開求人・エージェント・スカウトを横断して使えるため、「リモート可」求人を比較しながら条件調整しやすいのが特徴。



フルリモート求人って少なすぎて、検索しても全然出ない…。



だったら母数の多いところで“引っかかる確率”を上げるのがオススメ
dodaを活かす3つのポイント
- 検索条件を段階的にする
いきなり「完全在宅のみ」で絞るとゼロになりがち。まずは「リモート可」で広く見て、あとから在宅頻度で調整。 - スカウト機能をONにする
自分では見つけられなかった企業から声がかかることも。 - サイト検索とエージェントを併用する
自分で探しつつ、第三者視点の提案ももらえるので視野が広がります。
相談しながら提案してほしいなら「リクルートエージェント」
リクルートエージェントは、非公開求人が多く、提案力が高い総合型エージェントです。
「自分の経験でフルリモートは狙えるのか?」「どこまで条件を広げれば現実的か?」といった“判断に迷いやすい部分”を整理するのに向いています。
リクルートエージェント活用のコツ
- 最初に希望条件の優先順位を伝える
「フルリモート最優先」「週1〜2出社までOK」など、譲れない条件を明確に。 - “なぜリモートを希望するか”を説明する
子育て事情や働き方の工夫を伝えると、合う求人を出してもらいやすくなります。 - 紹介求人から市場感を掴む
出てくる求人で「今の立ち位置」が分かり、次の戦略が立てやすくなります。
IT・WEB特化ならGreen
IT・Webに寄せるならGreenは相性が良いです。
企業からのアプローチ(スカウト)で進みやすく、リモート前提の文化を持つ企業に当たりやすいのが強みです。
Greenで狙いやすい職種例
- Webライター/編集
- Webマーケティング
- カスタマーサポート
- ディレクター補助、事務
- WEBエンジニア
ちなみに、未経験から挑戦するのであれば、WEBライターは比較的実務経験がなくとも採用されやすいです傾向にありますよ。
Greenを使うときのポイント
- プロフィールは“できること+伸ばしたい方向”まで書く
Greenはスカウト型なので、職務経歴が薄い場合でも「今できる業務」「今後やりたい領域」を具体的に書くことで声がかかりやすくなります。 - リモート前提・リモート比率を必ず確認する
Greenはリモート求人が多い分、「フルリモート」「週◯回出社」など条件はさまざま。
応募前後で、働き方の実態までチェックするのが安心です。 - スカウトは“全部受けない・選んで話す”
スカウトが来ると全部返したくなりますが、疲弊してしまうので「業界」「職種」「リモート頻度」が合う企業だけに絞ってやり取りすると負担減に。
フルリモートが向いている人&向かない人
フルリモートは自由度が高い反面、合う・合わないがハッキリ分かれやすい働き方でもあります。
| 向いている人 | 向かない人 |
|---|---|
| 時間管理がある程度できる 一人でも集中できる 報告・相談を自分からできる | オンオフの切り替えが苦手 会話しながら働きたい 指示がないと動きづらい |
「在宅で働きたい」という気持ちだけで選んでしまうと、実際に働き始めてから「思っていたよりしんどい…」「これ、向いてなかったかも」と後悔してしまうケースも少なくありません。
そこでここでは、判断の軸をシンプルに2つに分けて考えます。
フルリモートが向いている人
フルリモートが向いているのは、特別に意識が高い人や、自己管理が完璧な人ではありません。
ポイントは、ある程度「自分で回す感覚」を持てるかどうかです。
たとえば、次のような行動ができる人は、フルリモートと相性が良い傾向があります。
フルリモートが向いている人の行動イメージ
- 何時から何時まで働くかを自分で決められる
- 周りに人がいなくても、やるべきことに手を付けられる
- 困ったときに「今聞いていいかな?」と自分から相談できる
こうした行動が、完璧でなくても自然にできる人は、フルリモートと相性が良い傾向があります。
フルリモートでは、誰かが常に隣でペースを作ってくれるわけではありません。
だからこそ、「今日はここまでやれたらOK」「ここで詰まったから、先に聞こう」と、自分なりの区切りを作れる人は、無理なく続けやすいです。
フルリモートが向かないと感じやすい人
一方で、フルリモートを「しんどい」と感じやすいのは、環境の影響を受けやすい人です。
これは性格の問題ではなく、働き方との相性の話です。
たとえば、次のような傾向があると、フルリモートは孤独感や不安を感じやすくなります。
フルリモートがしんどくなりやすいパターン
- 家にいると仕事とプライベートの境目が曖昧になる
- 誰かと話しながらのほうが、気持ちが切り替わる
- 「次に何をすればいいか」を対面で確認したい
こうした傾向が強い場合、フルリモートは孤独感や不安を感じやすくなります。
ただし、「向かない」と感じる要素があるからといって、在宅勤務そのものを諦める必要はありません。
たとえば、次のような工夫で、負担を大きく減らすことができます。
在宅勤務の負担を減らす工夫例
- 週1〜2回出社のハイブリッドにする
- 朝会や定例MTGがある職場を選ぶ
- タスクや指示が明確な職種を選ぶ
フルリモートを無理なく続けるポイント
この章では、フルリモートを続けるための具体的なコツを紹介します。
仕事時間を決めることに加えて、次のような工夫を取り入れていきましょう。
フルリモートを続けるコツの例
- 仕事スペースを作りオンオフの切り替えをする
- 定期的に息抜き時間を設ける
- 無理な働き方をしない



結局、続けられるかが一番不安…途中で病みそう。



“続ける仕組み”を先に作ったら、安心して働けるようになるから大丈夫
フルリモートは“慣れ”より“設計”です。
続けられない人は、能力がないのではなく、ルールがない状態で頑張り続けて燃え尽きることが多いです。
1つずつ取り入れて、生活がラクになる実感を増やしていきましょう。
仕事スペースを作りオンオフの切り替えをする
場所の固定が一番ラクな切り替えスイッチです。理想の書斎がなくても大丈夫。
ダイニングの端、折りたたみ机、カフェテーブルでもOKです。
大事なのは「ここに座ったら仕事」「離れたら終了」が成立すること。
私も理想は自分専用仕事部屋ですが、実際には寝室の端にデスクをおいて仕事しています。



家が狭くて、仕事部屋なんて無理…。



仕事部屋じゃなくても、仕事専用のスペースを設けるだけでもメリハリが出てくるよ。
定期的に息抜き時間を設けることで、仕事モードから一度離れるきっかけにもなります。
定期的に息抜き時間を設ける
フルリモートを無理なく続けるためには、意識的に「息抜きの時間」を作ることがとても大切です。
在宅で働いていると、通勤がない分ラクになる一方で、「気づいたらずっと仕事モード」という状態に陥りやすくなります。
そのため、定期的に息抜き時間を設けると無理なくフルリモートが送れるようになりますよ。
ちなみに息抜き時間は長時間である必要はありません。
フルリモートで取り入れやすい息抜き例
- 仕事の合間に5〜10分だけ外の空気を吸う
- ストレッチする
- コーヒーを入れて席を離れる
- 家事をする
- 昼休憩はPCから完全に離れる
こうした小さなリセットを挟むだけでも、集中力や気持ちの安定度が変わってきます。
無理な働き方をしない
フルリモートは“頑張れる”けど“頑張りすぎる”働き方でもるので、最初の無理しないルールが重要になります。
フルリモートで無理をしないための工夫
- 「ずっと稼働」しない(終業時間をあいまいにしない)
- 昼休憩は必ず取る(短くてもOK)
- 納期から逆算しギリギリの着手は避ける
まとめ:フルリモートは「やめとけ」かどうかは相性次第
「フルリモートやめとけ」と言われるのは、切り替えの難しさ・評価不安・相談不足・孤独・自己管理など、気を付けるポイントが多いから。
ただし、ここまで読んで分かる通り、フルリモートが「やめとけ」になる原因の多くは、性格ではなく、働き方の設計や選び方にあります。
たとえば、次のような工夫をするだけで、フルリモートは「しんどい働き方」から「続けやすい働き方」に変わります。
フルリモートを“続けやすい働き方”にする工夫
- いきなり完全フルリモートにこだわらない
- ハイブリッドも視野に入れて選択肢を広げる
- 無理な働き方を前提にしない
- 息抜きや相談の仕組みを最初から作っておく
フルリモートは、誰にでも合う万能な働き方ではありません。
でも、ワーママが働き続けるための有力な選択肢のひとつなのは間違いありません。
フルリモートでなくとも、フル出社→週3在宅になるだけでも心の余裕が全然違いますよね。
実際私もフル出社→リモートで働けるようになり、保育園猛ダッシュ送迎の日々から解放され、育児と仕事の両立を叶えられ、ひとり時間も持てるようになりました。
「やめとけ」という言葉に振り回されるのではなく、あなたにとって無理なく続けられる働き方か?を基準に、まずは転職サイトに登録してどんな求人があるか、理想の働き方ができるのか確認していきましょう。
あなたの理想の働き方、暮らしが叶うよう私も応援しています!
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