ワーママフリーランス気になるけど、収入の波が怖い…。
どうやってお金や仕事を安定させればいいんだろう。



わかる…!私も“不安”のほうが大きかった。
完全な”安定”は厳しいけど、ちょっと整えるだけで心の余裕は変わるよ。
この記事で得られること
・お金の流れを安定させるコツ
・安心して仕事を続ける仕組みづくり
・心の余裕を生む家計の整え方
私自身も会社員から在宅フリーランスに転身し、収入の波や不安定さに悩みました。家計管理と仕事の仕組みを整えることで、無理なく安定を実現してきました。


読んだあとには「収入が不安定でも大丈夫」と思える土台ができます。自由に働きながらも、家計と仕事の両面で安心感を持って進めます。
焦らなくてOK。今日から一つずつ整えていけば、ちゃんと安定はつくれます。一緒に進めていきましょう。
【家計見直し編】働き方が変わっても大丈夫!安心家計の整え方7ステップ
「収入が不安定になりやすい働き方」でも安心して暮らすための家計管理法を解説します。
ここでは、生活費を最適化し、安心して働けるようになるための以下7つのステップを紹介していきますね。
- まずは現状把握
- 生活防衛資金を少しずつ準備
- 固定費を減らす
- 光熱費を無理なく抑える
- 保険を“安心と無駄のバランス”で整理
- 変動費のコントロール
- 家計を定期的に見直す
働き方を変えるとき、一時的に収入が減ることもありますが、支出を整えておけば不安を大きく減らせます。
※この章では、YouTube登録者数375万人超の「両学長リベラルアーツ大学」で学んだ家計管理の考え方を土台に、私自身が在宅フリーランスで家計見直しで不安を減らしたステップをまとめています。
まずは現状把握
この章では「家計見直し」の出発点である現状把握について解説します。
抑えるポイント
- 家計簿アプリで収支を可視化
- 支出を「固定費」「変動費」に分けて整理
- 不要なクレカ、銀行口座の解約
家計簿アプリで収支を可視化
家計見直しの最初の一歩は、「お金の流れを見える化」、現状把握は紙・手入力よりも自動連携の家計簿アプリを使うのがおすすめです。
私はマネーフォワードを使用してますが、自動連携で手間もなく、視覚的にも状況把握しやすくて助かってます。
マネーフォワードなら銀行・クレカ・電子マネーを連携するだけで入出金が自動分類されるので、費目ごとの推移もわかりやすいです。
数字で現実を把握すると、「なんとなく不安」から「ここを直せばいい」と具体的に考えられるようにもなります。
最初の1〜2週間は完璧を目指さず、まずは口座とカードの連携を終えることを目標にしましょう。
支出を「固定費」「変動費」に分けて整理
家計を整えるときは、支出を2つに分けると整理しやすくなります。
- 固定費
→通信費・保険料・サブスクなど毎月決まって出るお金 - 変動費
→食費・日用品・外食など月によって変わるお金
固定費は一度見直せば効果が長く続くので、優先度が高い項目になります。
まずは費目ごとに固定費or変動費かを判断し、固定費の場合下げることができるのか、そもそも本当に必要なものなのかを考えてみましょう。
※具体的な固定費・変動費の見直し方法は後述します。
不要なクレカ、銀行口座の解約
口座・カードが多いほど管理が複雑になります。
年会費がかかるカードや使っていないネット銀行、用途が重複している口座は整理しましょう。
私も複数口座・カードを所持していたときは、正直な話、貯金額をきちんと把握できてなかったですし、カード引き落とし日もそれぞれ異なるため、直前に慌てることも多かったです‥
メイン口座(家計用)と、事業用口座(在宅フリーランス向け)で役割を分けると、支出の見える化が一段と進み、管理もしやすくなります。



事業用でカード・口座を統一しておくと、確定申告のときも処理がしやすいよ♪
カード・口座のおすすめ組み合わせ例
| 用途 | 銀行・カード | 特徴 |
|---|---|---|
| 家計用 | 住信SBIネット銀行 × 三井住友カード ※カードは割となんでもOK | ・目的別口座が設けられるので、「貯金用」「教育資金用」など用途ごとに口座が作れる。 ・コンビニ入出金は基本手数料かからない。 |
| 事業用 | 楽天銀行 × 楽天カード | ・ポイント還元率が高い ・楽天市場利用が多い人に◎ |



口座整理ってどれを残せばいいかわからなくなる…



私は“家計用・仕事用”の2つだけ残して、他は全部解約したよ!
住信なら目的別口座も持てるから、貯金はそっちの口座で管理してる。
生活防衛資金を少しずつ準備
次のステップでは収入の波に備えるための貯金作りについて解説します。
在宅ワーク/フリーランスはどうしても収入の波があるため、何かあったとき用の貯金があると気持ち的にも安心できます。
特に次の2つを意識しましょう。
何かあったときのお金の準備
- 「先取り貯金」の習慣化
- 半年〜2年分の生活費を貯める
少額でも「先取り貯金」を習慣化
在宅フリーランスは案件に応じて、毎月の入金額にばらつきがあり貯金は後回しにしがちです。
そこで有効なのが「先取り貯金」。
毎月定期的に、貯金用口座へ一定額を移す設定をしておくと貯金の仕組み作りが可能です。
金額は無理なく、最初は1,000円〜からでもOK。
金額より「先に移す」行動を習慣化することが重要です。
自動振替や積立定期を活用して、意思に頼らず続けられる仕組みを作りましょう。
半年〜2年分の生活費を貯める(生活防衛資金)
在宅ワークやフリーランスの働き方は収入の波があるので、生活費×最低6ヶ月、できれば1〜2年分の生活費を蓄えておくと心に余裕を持てます。
とはいえ、例えば夫が会社員で安定性があり、生活費的にも夫の収入で補える場合は生活防衛資金が少なくても比較的安心といえるでしょう。
最初から大きな額を目指す必要はありません。
1ヶ月分→3ヶ月分→半年分と少しずつ増やしていけばOKなので、収入の波に焦らなくてすむように準備しましょうね。



1年分も貯めるなんて無理そう…



私も最初は1万円から始めたよ。
少しずつでも貯めていくと気持ちがラクになるよ!
固定費を減らし「支出の土台」を整える
この章では、効果が長く続く固定費の削減を解説します。
固定費見直しの3項目
- スマホ通信費
- 自宅インターネット回線
- 不要なサブスク
スマホ通信費の見直し
スマホ代は毎月の固定費の中でも削減効果が大きい項目です。
使用量を確認し、自分の利用データ量に合ったプランを選ぶことで、毎月50%以上の節約も可能に!
実際、私は使用量は変えずに、月6,000円 → 月1,300円に削減できました。小学生の息子は月700円(通話有プラン)でスマホが使えてます。
事前にサイト上から自身のデータ使用量を確認し、今の使用量に適したプランへ切り替えましょう。
以下の表をみると、自分にあった会社・プランが判断しやすいですよ。
目的別おすすめプラン比較
| 重視ポイント | データ容量 | 会社 | 月額料金(税込) | 通話料 |
|---|---|---|---|---|
| 価格重視 | 1〜4GB | 日本通信SIM | 290〜950円 | 30秒11円 |
| 4〜7GB | HISモバイル | 990円 | 30秒9円 | |
| 7〜20GB | 日本通信SIM | 1,390円 | 30秒11円 (5分かけ放題 or 月70分無料あり) | |
| 20〜50GB | 日本通信SIM | 2,178円 | 30秒11円 (5分かけ放題 or 月70分無料あり) | |
| 50GB以上 | mineo(マイネオ) | 2,178円 | 30秒10円 (mineoでんわ利用時) | |
| 品質重視 | 〜30GB | ahamo | 2,970円 | 30秒22円 (5分無料付き) |
選び方
乗り換えは少し手間に感じるかもしれませんが、プランを変えるだけで通信費が50%近く安く可能性もあるので、やらないのはもったいないです!
もし合わなければ、また元に戻すこともできます。
まずは、上記の比較表から自分の使い方に合ったプランをチェックしてみてくださいね。
自宅インターネット回線の見直し
在宅ワークでは回線品質が仕事の命です。
インターネット回線は光回線(例:マネーフォワード光、@スマート光など)で速度と安定性を確保しましょう。
お得な自宅ネット回線
※2025年10月時点
| おすすめタイプ | @スマート光 (なるべく料金を抑えたい人向け) | マネーフォワード光 (家計管理も頑張りたい人向け) |
|---|---|---|
| 月額料金(戸建て) | 税込4,730円 | 税込4,950円 |
| 月額料金(集合住宅) | 税込3,630円 | 税込3,850円 |
| 補足 | 最安値クラス | 「マネーフォワード ME」プレミアム(月額500円相当)が無料 |



私はマネーフォワード光を使ってるけど、通信速度・品質は変わらずに月5610円→月3850円(-1760円、約31%ダウン)になったよ!
インターネット回線も値段がピンキリですが、契約しているプランが月5000円以上であれば見直しのチャンスです。
ただし、○年以内に解約だと、違約金が発生する場合もあるので総合的な判断が必要にはなりますが、少しでもお得に自宅ネット回線を使いたい場合はぜひ乗り換えも検討してみてください。
不要なサブスク見直し
サブスクは”今は使ってないけど、入ったままになっている”支出の代表格です。
動画・音楽・クラウドサービスなど、3ヶ月分の履歴を見直して使っていないものは一度解約しましょう。
履歴把握も、家計簿アプリ(マネーフォワードなど)でクレジットカード連携しておくと、グッと確認しやすくなりますので、まだの方は必ず連携を済ませておきましょう。
使っていないものはなるべくすぐに解約がおすすめですが、もし解約したい日があるならばカレンダーアプリに入れて管理すると「解約し忘れ」が防げます。



私もあとで解約したいものは、Googleカレンダーの「タスク」機能で「○○解約する」と入れてるよ。
解約手続きのURLも予め調べて、タスク内に入れておくと解約ハードルが下がるよ。
光熱費を無理なく抑える
生活の質を落とさずに、電気・ガス代を整える方法を紹介します。
こちらも最初に少し乗り換えや交渉の手間が発生しますが、一度行うと持続的に支出の削減ができるのでぜひチャレンジしてみましょう。
電気代の見直し
電気代を安くする第一歩は、一括見積りサイトで比較すること。
同じ使用量でも、電力会社やプランの違いで年間数千円〜数万円の差が出ることもあります。
電力会社を選ぶときに見るポイント
- 居住地域
- 家族構成
- ライフスタイル(在宅時間など)
- 現在の電力会社・使用量
これらを入力するだけで最適なプランを提案してくれるのが、エネチェンジ です。
無料で利用でき、「今より安くなる電力会社」がすぐにわかります。
ただし、比較サイトでは紹介料の高い会社が上位に表示されることもあるため、料金だけでなく契約条件(期間・解約金など)も加味しながら総合的も確認しましょう。
ガス代の見直し
特にプロパンガスを使っている場合、ガス会社を切り替えるだけで 30%以上安くなる こともあります。
意外と知られていませんが、プロパンガス会社は自由に変更でき、乗り換え費用もほとんどかかりません。
戸建(持ち家)と、賃貸それぞれ切り替えステップが異なるため、詳しく紹介していきますね。
一戸建て(持ち家)の場合
プロパンガス会社自体を乗り換えるのが最も効果的です!
次の3ステップで乗り換え可能です。
料金プランやサポート内容を見比べて総合的に判断。
基本的に費用はかからず、会社間で手続きしてくれます。
賃貸マンション・アパートの場合
賃貸物件では、ガス会社を直接変更できないケースが多いため、メールでの「交渉」がポイントになります。
価格交渉の仕方
- ガス会社に「相場より高い」と根拠を示して相談する
- 例)「他社だと○○円ほど安いようです」など、比較サイトの情報を添えると効果的
→ガス屋の窓口、プロパンガス料金消費者協会 などで調べた結果を伝えると良い



私もダメ元で、ガス会社に交渉したところ、ガス代を約30%下げてもらえたよ!
保険を“安心と無駄のバランス”で整理
この章では、「入りすぎ」「重複」「なんとなく不安で加入」している保険を整理し、必要な保障だけに絞ることで、家計の固定費をぐっと減らす方法を紹介します。
保険は「入れば入るほど安心」ではありません。
本当に必要なリスク補償だけを残し、“ちょうどいいバランス”を見つけることが大切。
保険に入りすぎていないか確認
「念のため」「周りが入っているから」──そんな理由で保険に加入している人は多いもの。
実際私も保障内容もよく理解せず、知り合いに進められて保険加入していました。
けれども、実際は公的保険でカバーできる範囲がかなり広く、重ねて民間保険に入る必要はないケースも存在します。
公的保険でカバーできる代表例
- 高額療養費制度
→医療費の自己負担に上限あり - 傷病手当金
→病気やケガで働けないときに給与の約2/3を最長1年半支給) - 遺族年金
→もしものときに家族へ年金が支給
こうした制度を踏まえたうえで、「あといくらあれば安心か?」を逆算して民間保険を選びましょう。
私もこの考え方に変えて、保険料が月5,000円 → 1,350円(約73%削減)でき、年間約44,000円の節約になりました。
不安を減らすより、“仕組みを理解して賢く守る”ことが大切です。
「4つの掛け捨て保険」の見直し
掛け捨て保険は、必要な期間だけ・必要な保障だけに絞ればコスパの良い備えになります。
見直しの際は、主に以下の4ジャンルを中心にチェックしましょう。
| 種類 | カバーするリスク | 見直しポイント |
|---|---|---|
| 定期保険 | 万一のときの遺族の生活費 | 期間を「子どもが独立するまで」など明確に設定してムダを削減 |
| 収入保障保険 | 働けなくなったときの収入減 | 月いくら必要かをシミュレーションし、過剰保障を避ける |
| 就業不能保険 | 病気・ケガによる長期休職 | 傷病手当金で補えない期間をカバーできる商品を選ぶ |
| 自動車保険(任意保険) | 事故による賠償・修理費 | 対人・対物は「無制限」が基本。不要な特約は外す |
「とりあえず全部入る」ではなく、どのリスクを、どの期間、どの程度カバーするかを明確にしましょう。
目的をもって選ぶだけで、掛け捨て保険のコスパは大きく変わります。
医療・生命・学資保険の重複チェック
複数の保険に入っていると、知らないうちに保障が重複していることがあります。
ありがちな重複例
- 医療保険と生命保険の両方に「入院特約」
- 学資保険+つみたてNISAで教育費が二重管理
- 終身保険+収入保障保険で死亡保障がダブる
こうした重複を解消するだけでも、毎月2,000〜5,000円の節約になるケースがあります。
保険は「入ったら終わり」ではなく、結婚・出産・住宅購入などライフステージに合わせて更新する必要があります。
FPに相談してプロ視点で最適化
「いろんな保険に入っていて、どれを残せばいいか分からない…」
そんなときは、FP(ファイナンシャルプランナー)相談を活用しましょう。
FP相談では、複数の保険会社の商品を比較してくれるため、特定の保険だけを勧められることはほとんどありません。
相談前に整理しておくと良い項目は以下のとおりです。
相談前に準備する情報
- 家族構成・年齢
- 年収と支出
- 貯蓄・住宅ローン
- 現在加入している保険の内容
これらをもとに、FPが「本当に必要な保障」と「削っても問題ない部分」を見極めてくれます。
また、保険だけでなく、教育費・老後資金・税金対策などもまとめて相談できるのが魅力です。
第三者の視点を取り入れることで、思い込みや感情での判断を防ぎ、合理的に家計を守る保険選びができます。
「どの掛け捨て保険を選ぶべきか?」「具体的にどの会社が良い?」など、さらに深掘りした内容は、リベ大の記事で詳しく解説されています。
変動費を整える
この章では、月ごとに増減する「変動費」を仕組みで整える方法を解説します。
以下の2つを意識してみましょう。
変動費の整え方の全体像
- 食費・日用品費をざっくり予算化
- 無駄買いを防ぐ仕組み作り
食費・日用品費をざっくり予算化
家計を整えるうえで、「細かく記録する」よりも「ざっくりルールを決める」方が続きやすいです。
週ごとの上限額を設定して、その範囲内で使うようにしましょう。
たとえば、1ヶ月5万円なら週ごとに1万円ずつ封筒や電子ウォレットに入れて管理するイメージ。
予備費も少し残しておくと、気持ち的にも安心です。
また、ネットスーパーや宅配サービスをうまく使うと、余計な買い物が減り、時間の節約にもなります。
子供とスーパーに行くとどうしても買いすぎてしまうので、”子供との買い物は週1だけ”などルール決めも効果的。
あとは、様々な料理に使える食材のストックもおすすめです。
我が家のストック食材
- 冷凍ブロッコリー
- 冷凍ほうれん草
- 冷凍コーン
- 冷凍うどん
- ご飯パック
- インスタント袋麺
- レトルトカレー
- 肉
- 卵



ちょっとだけのつもりがつい予算オーバーになりがちだから、買い物頻度はなるべく抑えてるよ。
無駄買いを防ぐ仕組み作り
無駄遣いを防ぐには「考えなくても支出がコントロールできる仕組み」を作るのが一番です。
その中でも特におすすめなのがKyash(キャッシュ)の活用です。
Kyashはプリペイド型のVisaカードで、あらかじめ決めた金額をチャージしておけば、その範囲内でしか使えません。
たとえば「今月の食費は5万円」と決めてKyashにチャージし、食費はすべてKyash払いにします。
そうすると、残高把握がグッとしやすくなり予算管理がラクにできますよ。



私も以前は食費が予算オーバーしがちだったけど、Kyashで管理するようになって予算内に収まるようになったよ。
また、Kyashはマネーフォワードなどの家計簿アプリとも連携しやすく、支出の記録も自動化できます。
家計の最適化
この章では、整えた家計を“崩さない・育てる”ためのポイントを紹介します。
以下の3つを意識しておくと安心です。
家計最適化の3つのポイント
- 収入が増えても固定費を上げない
- 税金や国保の支払い時期を把握
- 継続的に家計見直し
収入が増えても固定費を上げない
収入が上がると気が緩み、固定費まで上げてしまいがちです。
生活水準を上げると、後から下げるのが難しくなります。
そのため、ご褒美は確かに大事ですが家賃が高い場所への引越しや車購入など、固定費UPの際は慎重に判断しましょう。
税金や国保の支払い時期を把握
フリーランスは、税金・国保・年金などの支払いを自分で管理する必要があります。
そのため、支払いが集中する時期を把握していないと、突然の出費で最悪お金が足りなくなることも‥
支払いに備えて、税金用の仮積立口座に毎月少しずつ入金しておくと、支払い月も慌てずに済みます。
支払いを見落とさないように、カレンダーや家計簿アプリに「納税予定」を登録しておくのも良いでしょう。
特に6月〜7月、1月〜3月は税金関係の支払いが集中する時期なので注意が必要です。
継続的に家計見直し
家計の最適化は一度やって終わりではありません。
3ヶ月ごとに「小さな点検」、年に1回「総点検」を行うと、いまの生活スタイルに合った家計を保てます。
特にサブスクは放置すると増えやすいので、定期的に見直しましょう。



一度整えても、気づいたらまた増えてる…



あるある!私は“季節ごとに点検する日”を決めたら、家計リバウンドしなくなったよ!
【働き方編】在宅ワーク・フリーランスで安定して働くコツ5選
ここでは「収入の波を小さくし、安心して働き続けるための方法」について解説します。
在宅フリーランスは自由度が高い一方、収入が安定しにくく波が出やすい働き方です。
そんな不安を少しでも減らすために、次の5つのコツを意識してみましょう。
- 複数の収入の柱をつくる
- 継続案件の受注
- スケジュール管理の実施
- 仕事量の波をならす
- 単価を少しずつ上げる
仕事を1つに絞らず「複数の柱」をつくる
在宅ワークやフリーランスで収入の波を小さくするためには以下3つの考え方を意識すると良いです。
安定のためのアクション
- 1つの仕事に頼らない
- スキルの掛け合わせで収入の幅を広げる
- 自分のメディアや商品も育てる
それぞれ現役フリーランスの私が紹介していきますね。
1つの仕事に頼らず複数の収入源をつくる
在宅ワークやフリーランスは、案件がなくなると一気に収入が減るリスクが‥。
だからこそ、1つの仕事に依存しない仕組みが大切です。
複数の案件を並行して行うと、一気に安定性が増します。
私も在宅フリーランスになってからは複数案件が並行して動いており、そのおかげで収入も割と安定しています。
むしろ1案件のみで続けるのはリスクしかないので、仕事に慣れてきたら2件目の継続案件を受注できるようにクラウドソーシングサイトでの応募など積極的に動いていきましょう。
クラウドソーシングサイトのおすすめは「【50人にアンケート】在宅OKのフリーランス案件探しサイト13選」をチェックしてみてください。
スキルの掛け合わせで収入の幅を広げる
ライティング×構成、デザイン×SNS運用など、関連スキルを掛け合わせると仕事の幅が広がります。
また、例えばライティングの場合、得意ジャンル(例:転職、保険等)もあると単価アップや交渉もしやすくなります。
信頼してもらえると他の仕事も依頼されたりするので、スキルアップも積極的にしていきましょう。
自分のメディアや商品を育てる
クライアントワークだけでなく、「自分の発信や商品」から収益を得る仕組みを少しずつ育てていきましょう。
自分のメディアで収入を得る方法例
| 項目 | ブログ | SNS | note | オンライン講座 運用代行 |
|---|---|---|---|---|
| 例 | 副業で月3万円を目指すママ向けブログ | 育児×副業のリアルを発信 | スキルゼロから副業で月3万円稼げた体験記 | 副業講座、Instagram運用サポートなど |
| 収入源 | ・広告収益 ・アフィリエイト | ・PR案件 ・アフィリエイト ・自社商品の販売 | ・有料記事販売 | ・講座 ・コンサル ・サポート代 |
| 収益までのスピード | 中〜長期 | 短期でも成果あり | 短期〜中期 | 提供開始で即収益化も可 |
| 収益の安定性 | 資産化しやすい | トレンドやフォロワー次第 | リピーターで安定 | 継続契約で安定 |
| 初期コスト・手軽さ | WordPress開設が必要 | 無料で始められる | 登録だけで即販売可 | 企画・準備・集客が必要 |
継続案件の数を増やす
この章では、安定した収入につながる“継続案件”を増やすためのコツを紹介します。
在宅ワークやフリーランスは、どうしても「単発で終わる仕事」が多くなりがち。
しかし、継続して依頼される関係をつくると、毎月の収入が安定し精神的にも余裕が生まれます。
以下の4つを意識してみましょう。
継続案件を増やす4ポイント
- 継続案件に積極的に応募する
- 納期より早めに提出する
- 修正対応を丁寧・迅速に行う
- 相手の意図をくんだ提案を添える
継続案件に積極的に応募
まずは、「継続前提の仕事を増やす」という意識を持つことが大切です。
受け身で「継続になればいいな」と待つのではなく、最初から“長期案件”を狙って動く姿勢が成果を左右します。
クラウドワークス・ママワークス・ランサーズなどで、以下のようなキーワードを検索条件に入れて探してみましょう。
検索おすすめワード
「長期契約」「継続あり」「月契約」「定期依頼」など
また、プロフィールや応募文にも工夫をしておきましょう。
▼工夫例▼
プロフ記載
・長期的なサポートが可能です。
・稼働可能な曜日、時間帯、月単位での稼働時間
応募文記載
・「継続的なご依頼にも柔軟に対応可能です。」
※ただし募集文に「単発」と記載がある場合は、無理に記載しない。
こうした一言を添えるだけで、「長く関わってくれそうな人」という印象を持ってもらえます。
さらに、取引後のクライアント様に対しても、最後に以下のような文章で自分から提案してみるのもアリです。
「もし継続でサポートできることや、その他必要な作業がございましたらお気軽にお声かけ頂けたら大変光栄です」
継続案件を受注するには、”待ち”の姿勢ではなく、積極的な応募や継続受注が可能なことのアピールも重要になってきます。
納期より早めに提出する
納期ギリギリの提出は、クライアントにとって「間に合って良かった」程度の印象で終わります。
一方、1〜2日早く提出するだけで、“信頼できる人”という印象を強く残せます。
特に、初回案件や初めてのクライアントでは、スピード感が信頼を築く大きな要素に。
「早めに提出→確認・修正の余裕をつくる」という流れを意識すると、相手に安心感を与えられますよ。
実践のコツ
- 「納期〇日まで」と言われたら、カレンダー上では“2日前”を自分の締め切りに設定
- 修正依頼が来ても余裕を持って対応でき、最終的な完成度も上がる
修正対応を丁寧・迅速に行う
修正対応の場面こそ、信頼関係が深まるタイミングです。
「修正が多い=ミスした」と落ち込む必要はありません。
むしろ、修正を誠実に受け止め、丁寧に対応する姿勢が次の依頼につながります。
修正対応のポイントは3つ。
- 返信を早くする(即レスで印象アップ)
→出先で詳細確認が難しい場合でも、「出先のため、○時ごろ返信いたします」と一報入れる - 修正内容を確認し、要点をまとめて返答する
- 完了後は「ご確認ありがとうございました」と感謝を伝える
たった一言「修正のご指摘ありがとうございます!」があるだけで、「この人は感じがいい」「一緒に仕事しやすい」と印象が変わります。
スピードも大事ですが、併せて「丁寧そして誠実」な対応もオンラインの場では重要。
小さな気づかいが積み重なると「またこの人にお願いしたい」と思ってもらいやすくなりますよ!
相手の意図を汲んだ提案を添える
継続案件を増やす最大のコツは、「受け身ではなく+αの姿勢を見せる」こと。
納品時に以下のような一言提案を添えるだけで、クライアントの印象は大きく変わります。
「〇〇な理由で、この構成にしました。」
「〇〇のテーマも次回需要がありそうですが、いかがでしょうか?」
「なぜそうしたのか」「次につながる提案」も添えると、「この人は私の意図を理解して動いてくれる」と感じてもらえます。
結果として、以下のようなメリットが生まれます。
- 継続依頼の可能性が高まる
- 新しい仕事(別ジャンル・別プロジェクト)に声をかけてもらえる
スケジュール管理で“パンク”を防ぐ
在宅ワークは自由度が高い一方で、スケジュール管理が甘いと余裕がなくなってしまいます。
仕事量をうまく調整し、心身ともに無理のないペースで働くことが、長く続けるコツです。
以下2つを意識してみましょう。
パンク防止のテク
- 稼働できる時間を先に決める
- 作業時間を見える化する
稼働時間を先に決める
在宅ワークは「やろうと思えばいつでもできる」環境だからこそ、働きすぎになりやすいのが特徴。
まずは、自分の生活リズムや家事・育児の状況を踏まえて、「1日・1週間で働ける時間」を設定しましょう。
例)平日3時間+週末2時間=週17時間程度。
この範囲で案件を割り振ると、キャパオーバーを防げます。
時間を区切ることで、メリハリが生まれ、集中力もアップしやすくなります。
「時間をコントロールする意識」を持つだけで、在宅ワークは格段に楽になりますよ。
作業時間の見える化
「何にどれだけ時間を使っているか」を把握するのは、安定して働くために大切です。
GoogleカレンダーやToggl(トグル)などを使って、作業ごとの時間を記録してみましょう。
時間の把握・整理例
- プライベート予定を元に、稼働時間の整理
→Googleカレンダーであれば、1つのカレンダーでプライベート用と事業用アドレスの同期可能 - 作業ごとに時間計測
→特に定期的に発生する作業 - 想定より時間がかかってるタスクの見直し
→AIツール(chatGPT)で効率化できないか
この「見える化」を続けると、自分の得意・不得意も明確になり、スケジュール管理の精度が上がります。
仕事量をならして“安定ペース”を保つ
フリーランスや在宅ワークでは、忙しい時期と暇な時期の波がどうしても発生します。
この波をうまくならしておくと、心にもお金にも安定が生まれます。
以下を意識してみましょう。
安定ペースを保つコツ
- 常に少し余白を残して受注する
- 仕事が少ない時期は“未来づくり”に使う
常に少し余白を残して受注する
スケジュールを100%埋めてしまうと、突発的な修正や依頼に対応できず、結果的に信頼を損ねるリスクも‥
そのため、理想は「8割稼働」。
残りの2割を“余白時間”として、調整や準備、体調管理に使いましょう。
仕事が少ない時期は“未来づくり”に使う
案件が少ない時期は焦りがちですが、実は自己投資・仕組みづくりのチャンスです。
自己投資・仕組み作り例
- ポートフォリオ(実績・制作物を一覧で紹介)ページの整備
- 新しいスキル(Canva・SEO・ChatGPT活用など)の学習
- 自分のメディア(ブログやSNS)発信の強化
「暇」ではなく、「次の波に備える準備期間」として活用すると、長期的には仕事量の安定化に大きく貢献しますよ。
仕事の単価を少しずつ上げる
最後は、在宅ワークを続けながら収入を底上げしていくコツです。
がむしゃらに働き続けるよりも、「単価を上げる仕組み」を作ることで、時間と収入のバランスが取れるようになります。
以下の3つを意識してみましょう。
単価アップのコツ
- 期待以上の成果を出す
- 付加価値を伝えて単価交渉する
- 自分の実績を“見える化”しておく
期待以上の成果を出す
単価を上げる一番の近道は、「言われた通り+α」の仕事をすること。
”言われた通り+α”の例
- クライアントの意図を汲んだ修正提案
- 改善アイデアを資料にまとめて共有
- 「次回はこうするとさらに良くなる」と一言添える
こうした積み重ねが「この人にお願いしたい」という評価につながります。
“価格交渉”ではなく、“信頼の結果としての値上げ”を目指しましょう。
付加価値を伝えて単価交渉
単価を上げたいときに、ただ「報酬を上げてほしい」と伝えるのはNG。
報酬アップの理由を、数字や根拠と併せて伝えるのが効果的です。
報酬アップ理由の説明例
- 今後は構成案+SEO対策も含めて対応しますので〜
- 今までの作業に加え、○○の実施に伴い、稼働時間が○時間増えるため〜」
このように、相手にとっての“メリット”をセットで提示すると、値上げが自然に受け入れられやすくなります。
自分の実績を“見える化”
「どんな仕事をしてきたか」「どんな成果が出たか」を可視化しておくと、交渉の説得力が増します。
成果・仕事の可視化例
- ポートフォリオサイトの作成
- Before→Afterの改善事例を簡単に整理
伝える際は数字や具体例を添えると、感覚ではなく“根拠のある自信”を持って話せるようになり、自然な単価アップに繋がりやすくなります。



単価を上げたいけど、言い出すのが怖い…



最初は勇気いるよね。
でも“値上げ=相手にもっと価値を返すこと”って思えたら、ちゃんと伝える勇気が持てたよ♪
在宅ワーク・フリーランスで“お金と仕事”の整えが大事な理由
なぜ在宅ワークやフリーランスにとって家計見直しが欠かせないのかを解説します。
以下の3つが主な理由です。
重要な3つの理由
- 理由①:収入が安定しにくいから
- 理由②:安心して挑戦を続けるため
- 理由③:社会保険・税金管理が必要だから
理由①:収入が安定しにくいから
在宅フリーランスや業務委託は、案件の増減や単価変動によって月収が変わるのが当たり前です。
そのため、家計の基礎を固めておくことがとても重要になります。
生活費が少ないほど、仕事が一時的に減っても焦らずに過ごせます。
特に固定費を最適化しておくと、必要な生活費自体が下がるため「これだけあれば大丈夫」と安心できるようになります。
家計を整えることは、実は最強のリスク対策といえるでしょう。



会社員と比べて安定さはないけど、”家計の最適化”をしておくと気持ち的にも安心だよ♪
理由②:安心して挑戦を続けるため
在宅ワークやフリーランスは、自分で仕事を選び、自分でスケジュールを作る働き方である判明、不安定な時期もあります。
でも、家計が整っていると「すぐに稼がなきゃ」という焦りが減り、学びや挑戦に時間を使いやすくなります。
お金の不安=心の不安なので、家計が整う&生活防衛資金確保ができていると、少しの収入のブレにも怯えずにすみます。
挑戦を続けるための土台=家計の安定と言っても過言ではありません。
理由③:社会保険・税金管理が必要だから
会社員と違い、フリーランスは国民年金・国保・住民税・所得税などを自分で支払う必要があります。
支払いが集中する月に資金が足りないと、生活も仕事も圧迫されてしまうことに‥
そのため、あらかじめ「税金・保険用の積立」を仕組み化しておくと、支払い時期にも動じずに済みますよ。
まとめ:収入の波があっても安心!働き方と家計を整えるコツ
この記事では、在宅ワークやフリーランスのように「収入が不安定になりやすい働き方」で安心して暮らすためのポイントを紹介しました。
ポイントを整理すると、次の通りです。
働き方と家計を整えるコツ
- 家計簿アプリで収支を見える化し、支出を「固定費・変動費」に分ける
- 通信費・光熱費・保険を見直す
- 生活防衛資金の準備
- 複数の仕事を組み合わせて、収入の柱を増やす
- 継続案件・スケジュール管理で“安定”を守る
- 時間単価を高める
働き方が変わるとき、一番の不安は「お金のこと」ですよね。
でも、家計を整えて、働き方を工夫すれば“自分で安定を作ること”は十分できます。
数字が見えると、不安が具体的な「改善ポイント」に変わりますよ。
働き方も家計も、“自分で整えていける”安心を、少しずつ増やしていきましょう。




