ワーママ子供を産んでから、責任のある仕事から外されちゃった‥もうキャリアアップはできないのかな
「マミートラック」にはまると、仕事への情熱がある人ほど、その現状が「悔しい」と感じてしまうもの。
この記事では、私の実体験をベースにマミートラックで悔しい思いをしている30代女性に向けて、モヤモヤの解消マインドや、キャリアを諦めない働き方を詳しく解説します。
読んだ後には、今の状況を打破するために「今日から何をすべきか」が明確になり、前向きな一歩を踏み出せるようになりますよ。
マミートラックから抜け出すコツ
この章では、マミートラックという現状を打破し、再びやりがいのあるキャリアを取り戻すための具体的なアクションプランを解説します。
マミートラックから抜け出すコツ
- 限られた時間の中で出せる成果をアピールする
- 将来どうなりたいかキャリアプランを書き出す
- 働き方の見直しを検討する
具体的な行動を起こすことで、周囲のあなたを見る目が変わり、停滞していた状況が少しずつ動き出します。
それでは見ていきましょう。
限られた時間の中で出せる成果をアピールする
「時間が短いから成果が出せない」という思い込みを捨てましょう。
むしろ、時短勤務だからこそ「時間あたりの生産性」が高いことを定量的に示すのが効果的です。
例えば、業務フローを改善して時間を短縮したり、ミスをゼロにしたりするなど、目に見える実績を作りましょう。
「この人なら、限られた時間でも責任ある仕事を任せられる」と信頼を勝ち取ることが、マミートラック脱出の第一歩となります。



どれだけ頑張っても、定時で帰るだけで『やる気がない』って思われてる気がして…



だからこそ、数字や成果をしっかり出す戦略に切り替えよう!
仕事の質で勝負すれば、周りの見方も変わってくるよ
将来どうなりたいかキャリアプランを書き出す
現状を変えるためには、まず「自分がどこに向かいたいのか」を明確にする必要があります。
書き出すこと
- 3年後、5年後にどのような働き方をしたいか
- どれくらいの収入を得たいか
- 今の自分のスキル、経験
頭の中にあるモヤモヤや現状を言語化することで、今足りないスキルや、次に取るべき行動が整理されます。
目標が決まれば、今の悔しさは「目標を達成するための通過点」に変わり、前向きなエネルギーへと変換されます。
働き方の見直しを検討する
今の職場だけで解決しようとせず、視野を広げることも重要です。
もし、会社の方針としてマミートラックが定着しており、どれだけ成果を出しても正当に評価されないのであれば、環境を変える時かもしれません。
今は多様な働き方が認められる時代です。
自分の価値を認めてくれる場所は、今の会社以外にも必ず存在します。
転職サイトを眺めてみるだけでも、「他にも道がある」という心の余裕に繋がりますよ。
実際に私も、働き方を変えたところ、仕事もバリバリできる環境で、さらに育児も仕事も両立できる暮らしが送れるようになりました。
補足)私の働き方
ちなみに、私は現在在宅フリーランス(在宅ワーク)の働き方をしています。
ただ正直に言うと、最初から個人事業主の働き方をするのはあまりおすすめできません。
なぜなら個人事業は先月の月収が60万円、今月は20万円なんてざらにある世界で、安定性がないから。
さらに、すべてが自己責任で、下積み期間も半年以上かかるケースがほとんど。
だからこそ、安定性があり在宅で働ける「リモート会社員」という選択肢を、私は強くおすすめしています。



総合的に考えると”リモートワーク会社員”の働き方がオススメだよ✨
「育児もキャリアも」を叶える働き方3選
この章では、子育てと仕事を高いレベルで両立させたい30代女性におすすめの働き方を以下3つ紹介します。
| 働き方比較 | リモート 正社員 | 在宅 フリーランス | 副業 |
|---|---|---|---|
| 安定性 | |||
| 自由度 |
今の環境に縛られず、自分に合ったスタイルを選ぶことで、驚くほど心が軽くなり、キャリアも好転します。
具体的な選択肢を詳しく見ていきましょう。
リモートワークが可能な会社へ転職
通勤時間がなくなるだけで、生活の質は劇的に向上します。
フルリモート、あるいは週に数回のリモートワークができる会社であれば、子供の送迎や急な呼び出しにも柔軟に対応しつつ、フルタイムに近いパフォーマンスの発揮が可能です。
IT業界や事務職だけでなく、最近では営業や企画職でもリモートワークを採用している企業が増えています。
場所を選ばない働き方は、マミートラック脱出の強力な武器に。



朝の満員電車と保育園の送り迎えだけで、仕事が始まる前にヘトヘトになっちゃう…



通勤0分って最高だよ!
その浮いた時間でゆっくりコーヒーを飲んだり、仕事に集中したりできる。働き方を変えるだけで世界が変わるよ
在宅で働けるフリーランスを目指す
会社という組織に縛られず、自分の腕一本で生きていく道も、子育て世代には魅力的です。
Webライター、デザイナー、オンライン秘書など、パソコン一台で完結する仕事はたくさんあります。
自分で仕事量をコントロールできるため、子供の行事や体調に合わせて柔軟にスケジュールを組めるのが最大のメリットです。
もちろん自己管理の厳しさはありますが、「自分がやった分だけ成果と収入に直結する」というやりがいは、マミートラックでは決して味わえない喜びですよ。
副業で新しいスキルを磨いておく
「いきなり転職や独立は不安」という方は、まずは副業から始めてみましょう。
本業での悔しさをバネに、終業後や週末の少しの時間を使って、市場価値の高いスキル(Webマーケティングやライティングなど)を身につけるのです。
副業で月5万円でも稼げるようになれば、それは大きな自信になります。
「会社に依存しなくても生きていける」という自信が、本業でのマミートラックをやり過ごす余裕をくれるだけでなく、将来のキャリアの幅を大きく広げてくれます。
【実体験】働き方を変えてマミートラックのくやしさから抜け出した
ここでは私が脱マミートラックができるようになった実体験をありのままにお伝えします。
私が最も悔しかったのは、職場にいても「自分だけ暇」で、まともな仕事を与えてもらえなかった時期。
今振り返れば、自分自身のスキル不足や、子供の急病でいつ早退するか分からないリスクを抱える私に、会社側がチャンスを与えにくかった側面もあったのだと感じています。
しかし、「このままで終わりたくない」「在宅で働きたい」という一心で始めたのがブログ副業でした。
自宅ででき、特別なスキルも不要。
初期投資はパソコンと、年間1万円程度のサーバー・ドメイン代のみ。
この小さな一歩が、私の人生を大きく変えました。
▶︎初心者向けブログの始め方
1年ほど継続した結果、徐々にブログからの収入が上がり、それがきっかけで在宅フリーランスとして独立することができたのです。
現在の私はフルリモートで働き、育児と仕事の両立を叶えています。
収入も増え、何より「自分主体で仕事を進めるやりがい」を取り戻せたことで、心が格段に軽くなりました。
ただし、正直にお伝えしたいのは「いきなり個人事業主(フリーランス)になるのはおすすめしない」ということです。



会社を辞めれば、全部解決するのかな…?



ちょっと待って!
フリーランスは自由だけど、安定性がない厳しい世界だよ
フリーランスは営業、事務、経理など含めてすべて自分で対応しなければならず、想像以上に大変です。
だからこそ、まずは安定した収入があるうちに「副業」としてブログを始めるか、「リモートワーク可能な会社への転職」を検討するのが、ワーママにとって最もリスクの低い選択肢です。
※どの副業もそうですが、稼げるまで時間がかかる&本業・育児しながらの副業時間捻出は難易度高めのため、まずはリモート転職に向けて動くのがオススメ。
【比較】リモート会社員 vs 在宅フリーランス
マミートラックを脱出する手段として、どちらが今のあなたに合っているか比較表で整理しました。
| 比較項目 | リモート会社員 | 在宅フリーランス |
|---|---|---|
| 安定性 | ||
| 仕事の責任 | ||
| 社会保障 | ||
| 時間管理 | ||
| マミートラック脱出 | 環境の整った会社なら可能 | 自分次第で脱出可能 |



いきなり環境を変えるのは勇気がいるけど、キャリアアップできずこのままなのももう嫌だな



その『変わりたい』って気持ちが一番大事!
まずはリモート可能な求人を検索してみたり、副業で小さな成功体験を積むことから始めてみよう!
リモートワーク会社員が「マミートラック」脱出に最適な3つの理由
この章では、リモートワークという環境がどのようにマミートラックの壁を壊してくれるのか、具体的な3つのメリットを解説します。
リモート会社員が最適な理由
- 通勤時間を育児・家庭時間に充てられるから
- 「成果」で評価されやすいから
- 安定した収入の確保 & キャリア継続ができるから
それでは詳しく見ていきましょう。
単に「家で働ける」という便利さだけでなく、あなたの市場価値を守るための魅力がたくさん詰まっていますよ。
通勤時間を「仕事」や「家庭」の時間に充てられるから
リモートワーク最大の恩恵は、物理的な「移動時間」がゼロになること。
マミートラックに押し込まれる大きな要因は、時短勤務によって「物理的に働ける時間が短い」と見なされることにあります。
しかし、往復2時間の通勤がなくなれば、その分を勤務時間に充てることができ、フルタイムに近い条件で働くことも可能になります。
「定時ギリギリまで仕事をして、1分後には夕食の準備に取り掛かれる」という環境は、時間制約というマミートラックの主原因を根本から解消してくれます。



時短勤務で給料が減るのも、責任ある仕事を外されるのも結局は『時間が足りない』からなんだよね…



リモートワークなら、その『足りない時間』を生み出せるの。
移動の疲れがない分、疲労感や心の余裕も全然違うよ!
「社内にいる時間の長さ」ではなく「成果」で評価されるから
リモートワークが普及している会社は、評価基準が「プロセス(長時間頑張っている姿)」から「アウトプット(出した成果)」へシフトしている傾向があります。
オフィス出社が基本の職場では、どうしても「最後まで残っている人=頑張っている」という空気感になりがち。
一方で、離れて働くリモートワークでは、上司は「何が完了したか」でしか仕事を判断できません。
つまり、短時間で効率よく成果を出せる優秀なワーママほど、正当に評価されやすくなります。
これは、マミートラックという「イメージによる冷遇」を打破する絶好のチャンスといえるでしょう。
安定した収入を確保しつつ、キャリアの継続ができるから
会社員という立場のままリモートで働くことは、精神的な安定に大きく寄与します。
先ほどの実体験でも触れましたが、フリーランスは収入の波が激しく、子育てをしながらその不安に耐えるのは想像以上にハードです。
その点、リモート会社員であれば、毎月決まった給料をもらいながら、厚生年金や健康保険といった福利厚生の恩恵も受けられます。
「生活の基盤」が揺るがないからこそ目の前の仕事でしっかりとキャリアを積み上げ、将来的なステップアップを見据えた行動が取れるようになります。
マミートラックが悔しい理由をおさらい
この章では、マミートラックに陥った女性がなぜこれほどまでに「悔しい」という感情を抱くのか、その主な理由について改めて解説します。
マミートラックが悔しい理由
- やりがいのある仕事を任せてもらえないから
- 周りと差をつけられている気がするから
- 給料が上がらずに将来が不安になるから
現状を冷静に分析することで、あなたの心が求めている「本当の望み」が見えてきます。
それでは、詳しく見ていきましょう。
やりがいのある仕事を任せてもらえないから
マミートラックで最も「悔しい」と感じる瞬間は、自分の能力を発揮できるチャンスを奪われたときではないでしょうか。
かつてはプロジェクトのリーダーを務めたり、難易度の高い案件に挑戦したりしていた人でも、復職後は「急な欠勤があっても困らない補助的な業務」ばかりを振られるようになるケースが少なくありません。
これは、会社側の「配慮」という名の「決めつけ」から起こる現象です。
自分の可能性を信じているからこそ、誰にでもできるルーチンワークばかりの日々に、虚しさを感じてしまうのは当然です。



時短だから仕方ないって自分に言い聞かせてるけど、本当はもっとバリバリ働きたいんだよね…



その気持ち、痛いほどわかるよ。意欲はあるのに発揮できないって苦しいよね‥
周りと差をつけられている気がするから
同世代の同僚や、かつての後輩が着実にステップアップしていく姿を目の当たりにするのも辛いですよね。
自分だけが「お母さん」という枠組みに押し込まれ、キャリアの階段から降ろされたような感覚に陥ります。
周りで活躍する同年代を見ては、自分と比較して落ち込んでしまうこともあるでしょう。
「今頃私はあのポジションにいたはずなのに」という思いが、悔しさをさらに増幅させてしまいます。
給料が上がらずに将来が不安になるから
やりがいの欠如だけでなく、経済的な面での停滞も大きなストレス要因です。
時短勤務による給与カットに加え、昇給やボーナスの査定で不利な扱いを受けることも‥
「頑張っても給料が増えない」という状況は、働くモチベーションを著しく低下させますよね。
将来、子供の教育費がかさむ時期に今のままの収入でやっていけるのかという不安は、単なる感情的な悔しさを超えて、切実な問題として重くのしかかります。
マミートラックのモヤモヤを軽くするマインド
この章では、マミートラックによる精神的な負担を減らし、心を整えるためのマインドセットを3つの視点から解説します。
| マインド切り替え | Before | After |
|---|---|---|
| キャリアの捉え方 | 停滞している、終わった | 力を蓄える準備期間 |
| 他人の見方 | 羨ましい、悔しい | 自分のペースを守る |
| 自己評価 | ママだから我慢すべき | 一人の人間として輝く |
心を軽くする方法を知ると、焦りからくるミスやストレスを減らし、今の環境でも「自分らしさ」を保てるようになりますよ。
今は「力を蓄えるための準備期間」だと割り切る
人生には、全力で走る時期もあれば、歩みを止めて景色を見る時期もあります。
今のマミートラックの状態を「キャリアの終わり」ではなく「次の飛躍に向けた準備期間」と捉え直してみましょう。
時間が限られている今だからこそ、効率的な仕事の仕方を学んだり、今のうちに資格の勉強をしたりするなど、インプットに時間を割くことができます。
状況は永遠には続きません。
いつかまたアクセルを踏める日が来たときのために、今は準備期間と割り切ると少し気持ちもラクになってきます。



このままキャリアアップできず終わるのかな‥
もっと仕事も頑張りたい



大丈夫、今の状況はずっと続かないよ。
実際に、私も今は働き方を変えてバリバリ仕事ができる & 充実感がある日々を過ごしてるよ。
他人と自分を比較し落ち込むのをやめる
他人のキラキラした活躍と、自分の今の状況を比べるのはやめましょう。
キャリアの形は人それぞれ。
独身の同僚や、パートナーの協力が手厚い友人と自分を比較しても、状況が違いますし、比較して良いことはありません。
どんどんネガティブになるだけなので、「自分の今の環境でどうしていけば良いか?」を1番に考えましょう。
また、大切なのは「昨日の自分」より少しでも成長しているかどうかです。
他人軸ではなく自分軸で生きることで、無駄に心をすり減らさなくても良くなります。
「一人の人間」としての自分を大切にする
育児と仕事の両立に追われていると、子供や家事優先で、自分のケアが後回しになりがちですよね。
しかし、自分自身を大切にできないと、心に余裕がなくなり、余計に現状への不満が溜まってしまいます。
好きな趣味に没頭する時間を作ったり、美容に力を入れたり、少しでもいいから自分時間を設け、「自分としてのアイデンティティ」を再確認する時間を意識的に持つようにしましょう。
理想の働き方を手に入れる準備をしておく
自分がこれまで積み上げてきたものを言語化してみましょう。
「自分には何もない」と思っていませんか?
そんなことはありません。
過酷なワンオペ育児で培ったマルチタスク能力や、限られた時間で仕事を終わらせるスピード、そして本業での経験など、あなただけの強みが必ずあります。
客観的に自分のスキルを整理することで、次に目指すべき方向や、アピールすべきポイントが明確になります。



私を雇ってくれるところなんて他にあるのかな…



あなたのスキル・経験を求めている場所は必ずあるよ!
私も自信がなかったけど、今は違う場所でキャリアアップができてる✨
また、理想のキャリアは、待っているだけでは手に入りません。
毎日15分でも良いので、自分の市場価値を高めるための勉強時間を確保したり、転職活動など行動に移しましょう。
少しずつの積み重ねが、数年後に大きな差となって現れます。
自分への投資・行動は、絶対に裏切らない唯一の資産です。
まとめ:悔しい気持ちをバネにし自分らしいキャリアを作ろう
マミートラックによる「悔しい」という感情は、あなたが自分自身の可能性を諦めていない、強くて前向きなエネルギーの裏返しです。
その感情をただのストレスで終わらせるのではなく、今の働き方を見直す「転機」に変えていきましょう。
記事のまとめ
- 「今は力を蓄える準備期間」と割り切り、精神的な余裕を持つ
- 場所を選ばないリモートワークの働き方を視野に入れる
- 毎日少しずつ自己投資を続け、市場価値を高める準備をする
「マミートラックで悔しい」と感じている今こそ、あなたが理想とする人生に向かって大きく舵を切るチャンスです。
まずは今日、自分のやりたいことを1つだけ紙に書き出すことから始めてみませんか?
あなたの勇気ある一歩が、数年後の「なりたい自分」を作ります。
自分を信じて、新しいキャリアへの道を切り拓いていきましょう。







