「小1の壁」を乗り越える3つのポイント
この章では、「小1の壁」を乗り越えるポイントとして以下3つを紹介します。
3つのポイント
- 時短・在宅勤務など“柔軟な働き方”へ切り替え
- 学童・地域サポートなど「頼れる環境」の整え
- 家族や職場との話し合い
乗り越えポイントを知ると、これから生活に取り入れられる「現実的な3つの解決策」が分かります。
無理なく乗り越えられる方法を一緒に見つけていきましょう。
“柔軟な働き方”への切り替え
小1の壁では「保育園より預かり時間が短い」「行事や長期休み問題」など、時間の制約が一気に増します。
この問題の根本解決には、働き方そのものを柔軟にする必要があります。
具体的には以下のような選択肢の中から働き方を選ぶと、小一の壁を乗り越えやすくなりますよ。
柔軟な働き方例
- 在宅勤務(会社員)
→通勤ゼロで時間に余裕ができる(フルリモート/ハイブリッド) - 時短勤務(会社員)
→夕方の余裕が生まれ、育児とのバランスを取りやすい - フレックス勤務(会社員)
→出退勤時間を調整し、学童や下校時間に合わせられる - 在宅ワーク(パートや個人事業主)
→スキマ時間を活かし収入を得られる - 在宅フリーランス(個人事業主)
→自宅でガッツリ働く
人・サービスに頼れる環境の整え
柔軟な働き方を取り入れても、放課後や長期休みの「時間の穴」を完全に埋めるのは難しいです。
そんな時は、外部のサポートを上手に活用することが大切。
頼れる環境づくりの工夫
- 公立と民間の学童を併用する
- 習いごとで放課後時間を有効活用する
- 祖父母や近隣ママと送迎を協力し合う
- ファミサポや家事代行サービスを取り入れる
家族や職場との話し合い
小1の壁は、家庭内や職場内の連携がうまくいかないことでより深刻になります。
そのため、「我慢して続ける」ではなく、仕組みとして支え合うことが重要。
例えば家庭内では送迎や家事を役割分担したり、役割分担が難しい場合はできるだけ人・ものに頼りましょう。
手放す&人・ものに頼る
・不要な家事を手放す
・時短家電の導入
・ファミサポに頼る
職場では、「在宅勤務・フレックス勤務」が可能か、「時短勤務」の場合、給料はいくらになるか?などを具体的に話し合い、実際のスケジュールを提示しながら相談しましょう。
私の場合、時短勤務にすると給料が2〜3割減になることがわかり、であれば別の働き方にしようと思ったのが退職のキッカケにもなりました。
ワーママ旦那に話しても、結局私がメインで動くことになるんだよね…



そうなんよね‥。
だから私は時短家電導入したり、ファミサポにお願いしたり、できるだけ人や物に頼るようにしたよ。
最初は罪悪感あるかもだけど、心のゆとりも大事!
「小1の壁」で多くのママが悩む理由
この章では、「小1の壁」で多くの家庭が直面する以下3つの現実を整理します。
多くの家庭が直面する現実
- 学童の預かり時間が勤務時間と合わない
- 長期休み中の預け先に困る
- 学校行事や急な呼び出しがある
「小一の壁」の原因を理解すると、解決策を選びやすくなり気持ちも軽くなりますよ。
学童の預かり時間が勤務時間と合わない
学童の預かりは多くの場合、18時ぐらい迄。
会社員の勤務終了が18時頃だとそこから帰宅になるので、子供の帰宅に「間に合わない」悩みが発生します。
保育園のときは18時半までOKで、さらに延長保育を使えるケースも多くなんとかなったけど、学童の場合は終了時間が早いので今後の働き方に悩む方が多いです。
残業や通勤時間を考えると現実的にはお迎え不可能な場合も多く、時短勤務やリモート勤務、誰かにサポートをお願いしないと現実的にムリ‥という事態になってしまいます。
長期休み中の預け先に困る
夏休み・冬休み・春休みなどの長期休みは、共働き世帯にとって大きな課題ですよね。
保育園では、夏休みや冬休み関係なく開いていましたが、学校の場合は長期的な休みがあるので、そのときにどう乗り越えるか悩むケースが多いです。
学童に預けるとしても、学童が休みになる可能性や普段より終わる時間が早かったり、昼食問題も‥
もし学童がやっていない場合、1日中子どもが家にいる状況になってしまいます。
小一の子に一人で1日家にいてもらうのはまだ不安が残りますよね‥。
なので、解決方法は民間学童や祖父母フォロー、ベビーシッターなどに頼れるように早めに情報収集しましょう。
学校行事や急な呼び出しがある
我が家の場合、体感としては保育園と同じぐらいの頻度かなと感じましたが、小学校でも授業参観や懇談会など、親が休まないといけない場合があります。
また、最初の頃は短縮授業や学校に慣れるまでは親が送迎する可能性があったりと、イレギュラーケースも保育園よりも増える印象です。
実際、我が子も行き渋りがあり学校を休むことも結構あったので、もしフル出社会社員のままだったら乗り越えられなかったかも‥と感じるときが多々ありました。
(息子の小一の壁に備えて、私は在宅ワークにチェンジしました)
時短勤務や在宅勤務をうまく活用しながら「小一の壁」に備えられる働き方ができるのが理想かと思います。
小1の壁を乗り越える方法8選
小学校入学をきっかけに、多くのママが直面する「小1の壁」。
仕事と家庭のバランスが一気に崩れ、心身ともに疲れてしまう人も少なくありません。
とはいえ、環境を少しずつ整えるだけで、無理なく乗り越えることは十分可能。
この章では、筆者自身の経験も踏まえて、これから実行できる8つの解決策を紹介します。
具体的には
- 働き方そのものを見直す(時短勤務・リモート勤務)
- 家庭や職場で相談・調整を進める
- 外部サービスや地域サポートを上手に活用する
- 家事や育児の負担を“分担・外注”で軽くする
など、どれもすぐに行動へ移せる内容ばかりです。
では、現実的に続けやすい8つの方法を詳しく解説していきます。
働き方を変える(時短勤務・リモート)
小1の壁の根本原因は「時間不足」。
そのためには、働き方自体を変えることがもっとも効果的です。
働き方の比較表
| 項目 | 時短勤務 | リモート勤務 | 通常勤務(8時間) |
|---|---|---|---|
| 通勤負担 | 時間によって空いてる | なし | 満員電車 |
| 勤務時間 | 6〜7時間 | 柔軟に調整可な 場合あり | 固定8時間 |
| 柔軟性 | |||
| 収入 | 約7〜9割に減少 | フルタイム維持可 | フルタイム維持可 |
| 制度の使いやすさ | 原則会社は拒否不可 | 職種・企業による | 一般的 |
働き方について上司や人事に相談する
制度を使うには、まず「相談」から。
希望の働き方や家庭の事情を正直に伝えることが、実現への第一歩です。
「業務の一部を在宅にできないか」「短時間勤務の期間を設けたい」など、提案型で話すと通りやすくなります。
民間学童や延長保育の活用
民間学童は 送迎付き・食事付きなど、働くママに寄り添ったサービスが増えています。
費用は地域によって値段も様々ですが、安心感や家事負担軽減を考えると十分に価値があります。
習いごとで放課後を有効活用
放課後を「学びの時間」に変えるのも効果的。
特に宿題サポート付きや送迎付き教室は、学童代わりにもなります。
ピアノ・英語・スイミングなど、子どもが自発的に続けられる習いごとを選ぶのがおすすめ。
同じ小学校の保護者と情報共有
地域のママ友ネットワークは、実は大きな情報源です。
学童の空き情報・行事予定・先生の評判など、ネットより早く正確な情報が得られます。
ママ共が多い方は情報交換も積極的にしていきましょう。
ファミサポやベビーシッターを頼る
ファミリーサポートセンター(ファミサポ)やベビーシッターは、送迎時に心強い味方。
ファミサポは自治体運営で1時間大体500円〜、キッズラインなどのシッターは1時間1,500円〜から利用できます。
実際、私も両方利用経験があり、コスパ・即応性の両面で助かっています!
それぞれも違いを以下にまとめました▼
ファミサポ、ベビーシッター比較表
それぞれ空き状況が異なるので、複数登録しておくといざという時に困らないですよ。
ファミサポは「地域名 ファミサポ(例:横浜 ファミサポ)」で調べると、自分の地域のサイトが見つかります💡
他のベビーシッターも知りたい方は、対象地域がそれぞれ異なるので「地域名 ベビーシッター(例:横浜 ベビーシッター)」で検索してみてください。
使い分けのポイント
- ファミサポは事前マッチングが必要なので、早めの登録を。
- キッズライン、民間シッターは高めだが、柔軟性もあり当日依頼可で緊急時に便利。
- どちらも登録しておき、いざというときに使える準備をしておく。
一人で抱え込まず周囲に頼る
祖父母・友人・近隣ママなど、頼れる相手が1人でもいると大きな安心につながります。
「送迎だけ」「宿題だけ」など、ピンポイントでお願いすることでお互いに気持ちが楽になりますよ。
定期的に感謝を伝えることで、長く良い関係を築けます。
家事を減らす(時短家電・家事代行)
掃除・料理・洗濯などを誰かにお願いしたり、時短家電に頼ると、夕方のバタバタを減らせますよ。
頼れるもの・サービスとして以下が挙げられます。
家事を減らすアイテム
・家事代行サービス
→1回3,000〜5,000円前後(サービスによりピンキリ)
・ミールキット(1食分の食材とレシピがセットになってる)
→1食500円台から(会社により値段ピンキリ)
・時短家電
→食洗機、乾燥機付き洗濯機、ルンバ、ホットクック
私も時短家電の導入や、ミールキット(我が家は比較的値段抑えめなヨシケイを使ってました)を取り入れて、夕方のストレスが激減しました。
小1の壁に備えるならWEB系の働き方がおすすめ
子どもが小学校に入ると、下校時間が早くなったり、学童の預かり時間も短くなるなど、どうしても「働ける時間」が限られてしまいます。
そんな中で私の実体験からオススメしたいのが、在宅でもできるWEB系の働き方。
WEB系の働き方であれば、場所や時間の制約が少なく、子育てと両立しやすいのはもちろん、長く続けられるキャリアにもなりますよ。
ここでは、在宅と相性の良いWEB系の仕事をおすすめする3つの理由を紹介します。
WEB系の仕事のおすすめ理由
- 在宅でできる仕事が多いから
- 経験を積むほどスキルアップできるから
- 状況に合わせて働き方を調整できるから
この章を読むと、なぜWEB系の仕事がママに向いているのかが明確になりますよ。
在宅でできる仕事が多いから
WEB系の仕事は、最近リモートワーク可能な会社も増加中で、PCとネット環境さえあれば自宅で完結するケースが多いです。
自宅で仕事ができると通勤の必要もないため、子どもの下校や体調不良にも柔軟に対応できるのが大きな魅力。
実際、私も自宅で仕事をしているので憧れだった「子供におかえりが言える生活」ができています。
また、家で作業する時間を自分で調整できるため、「午前中は集中して仕事、お昼に家事」など、生活スタイルに合わせた働き方ができるのも良いところといえます。
さらに、最初にお伝えした通り、在宅OKの求人は年々増加傾向にあります。
とくにライター・デザイナー・マーケターなど、WEB業界はリモート前提の仕事も多いので、子育て中でもキャリアを止めずに働ける環境が整いつつあります。
経験を積むほどスキルアップできるから
WEB系の仕事は「やった分だけ自分の力になる」分野です。
例えば、ライティングなら文章力・SEO知識、デザインなら構成力やセンス、マーケティングならデータ分析や戦略設計など、すべての経験が資産として蓄積されます。
この積み重ねが「スキルアップ=単価アップ」に直結していくので、最初は時給換算で数百円でも、半年・1年と続けるうちに、1案件あたり数万円以上を受けられるようになるケースも珍しくありません。



実際、私も最初の案件は700円だったけど、今は1案件10万円〜もらえることも増えてきたよ💡
しかも、習得したスキルは別の職種にも応用が効きます。
たとえば「ライター → ディレクター」「デザイン → 制作ディレクター」など、キャリアの広がり方も多様です。
より単価を上げていきたいなら、最終的には上流の仕事のディレクターポジションを目指すのがオススメ!
状況に合わせて働き方を調整できるから
小学生ママの働き方において大切なのは、「フルかゼロか」ではなくグラデーションで働けること。
WEB系の仕事なら、その柔軟さが実現可能です。
働き方の調整例
- 最初は副業や時短勤務、在宅勤務でスタート
- 慣れてきたら在宅フリーランスとして独立
- 子どもの成長に合わせて案件数や稼働時間を調整
といったように、ライフステージに合わせて働き方を変えていけるのが大きなメリットです。
在宅でできるWEB系の主な職種10選
在宅&パソコン1台で完結し、育児との両立がしやすい「WEB系の仕事」ですが、ここではママにオススメの10職種を紹介します。
「どんな仕事が自分に合ってそうか」イメージしながら読んでみてください。
ママにおすすめなWEB系の職種
| 職種 | おすすめ度 | 難易度 | 初期コスト | 始めやすさ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Webライター | (5 / 5.0) | 低 | なし | ◎ | ・未経験から始めやすい。 |
| ブログ・アフィリエイト | (4 / 5.0) | 中 | 約1万円 (サーバードメイン代) | ○ | ・様々なスキルを培える |
| SNS運用(特にインスタ) | (4 / 5.0) | 低 | なし | ◎ | ・普段からSNS見ている人にオススメ |
| オンライン秘書 | (4 / 5.0) | 低 | なし | ○ | ・事務経験を活かせる |
| WEBデザイン | (4 / 5.0) | 中 | 0円〜 (Adobe導入時:月5,000円〜) | ○ | ・女性人気が高い。 |
| 動画編集 | (3 / 5.0) | 中 | 月約5,000円〜(Adobe Premiere Pro導入時) | ○ | ・細かい作業が得意な人向き |
| WEBマーケティング | (3 / 5.0) | 中 | なし | ○ | ・分析好きにおすすめ |
| WEBサイト制作 | (3 / 5.0) | 中 | 0円〜 (デザインツール導入時:月2000円〜) | ○ | ・ノーコードでも挑戦可 |
| WEBディレクター | (3 / 5.0) | 中 | なし | △ | ・経験者のキャリアアップ向け |
| WEBエンジニア | (2 / 5.0) | 高 | なし | △ | ・習得に時間がかかるが高収入 |
それぞれの仕事の特徴やメリット、向いている記事は他の記事で紹介予定なので楽しみにお待ちください〜💡
【働き方を変えたい方向け】後悔しないキャリアチェンジの進め方
この章では、行動に移すための具体的なステップを2本立てで解説します。
後悔しないキャリアチェンジの進め方
- 自分の強みを知る
- 気になる仕事を実際に体験してみる
ここを読むと、漠然とした不安が整理され、行動に移すきっかけがつかめますよ。
”自分の強み”を知ろう
「どんな働き方が自分に合っているんだろう?」
そう悩んだときに大切なのは、まず“自分を知ること”です。
過去の経験や得意なことを言語化すると、「自分は人をサポートするのが得意」「書くことに集中できるタイプ」など、
次に選ぶべき方向性が自然と見えてきます。
もし一人で整理するのが難しいと感じたら、キャリアコーチング活用もおすすめ!
たとえば「ポジウィルキャリア」の無料体験では、専属のコーチがあなたの価値観や思考のクセを一緒に整理し、自分に合った働き方の“軸”を見つけるサポートをしてくれます。
実際私も受けてみましたが、モヤッとしていたことが言語化され霧が晴れたような感覚になりました。
自分の進むべき道が明確になり、迷いもなくなったので今後に悩んでいる方にオススメです。
「ポジウィルの無料体験を受けた私の感想」もぜひチェックしてみてください。
「なんとなく仕事を続けている」「転職してもまた迷いそう」そんなモヤモヤを抱えている人にとって、気持ちを整理する良いきっかけになりますよ。
気になる仕事を実際に体験してみよう
「WEB系の仕事に興味はあるけど、自分にできるか不安…」
そう感じるときは、実際に“体験してみる”のが一番の近道です。
体験を通じて、仕事のイメージが具体的になり、「思っていたより楽しい!」「意外と地道だけどやりがいがある」と自分に合う・合わないがはっきりします。
おすすめは、女性に人気キャリアスクールのSHElikes(シーライクス)です。
無料体験レッスンでは Webデザイン・マーケティング・ライティングなどのコースを少しだけ試せる他、 実際の講義動画を見たり、ミニワークを通して仕事内容をリアルに感じられますよ。
「シーライクスの無料体験を受けた私の感想」もぜひチェックしてみてください。
講師に直接質問できる時間もあるので、未経験でも安心して一歩を踏み出しやすいです。



私も最初は未経験スキルゼロで、キャリアチェンジできるか不安だった‥
でも小1の壁をきっかけに“おうちでできる働き方”を学んで実践して、今ではWEBスキルを活かして自分のペースで働けるようになったよ!
キャリアチェンジはすぐにできるわけではないから、思い立ったこの瞬間に動き出すのが大事だよ✨
まとめ:小1の壁は「柔軟な働き方」で乗り越えられる
小1の壁は、ほとんどのママがぶつかる現実ですよね‥
でも、「働き方」「サポート」「周囲の協力」を少しずつ整えるだけで、気持ちも身体もラクになっていきます。
小一の壁の乗り越え方
- 柔軟な働き方(時短・リモート)で時間を確保
- 家事はサービスや時短家電に頼る
- WEB系の仕事でキャリアアップ
- 自分の強みを理解して、長く続けられる働き方を選ぶ
小1の壁を乗り越えても、育児をしていると日々大変なことばかり‥
でも働き方を変えると、育児と仕事の両立もグッと叶いやすくなるので今からキャリアチェンジを念頭に行動していきましょう!



“働き方を変える”って大きなことに感じるけど、
最初の一歩は“自分に合う選択肢を知る”だけでもOK!
未来の自分をラクにする一歩、今日から始めよう💡
私も応援してるよ、一緒に頑張ろう✨






