本記事ではブログ記事のリライトのやり方や注意点を解説しています。
リライトって何をすればいいの?
自分のやり方が合っているか分からない・・。
初めてだとリライトのやり方が分からないですよね。
私が実践している効率的なリライトのやり方や注意点を解説しますね!
■ブログ記事リライトのやり方は?
⇨5ステップでリライトできます!
①リライトする記事を選定する
②需要のあるキーワードを確認する
③狙ったキーワードで競合調査する
④ユーザーの検索意図に合うコンテンツに書き換える
⑤リライト後のアクセス状況を確認する
※ブログは正しくリライトすることで検索順位アップを目指せます!
ブログ記事リライトのやり方を5ステップで解説!
ブログ記事リライトのやり方は、次の5ステップです!
①リライトする記事を選定する
②リライトする記事を分析する
③狙ったキーワードで競合調査する
④ユーザーの検索意図に合うコンテンツに書き換える
⑤リライト後のアクセス状況を確認する
ブログのリライトとは、ブログ記事の修正のことです。
すでに公開されたブログ記事をより分かりやすく、より質の高い記事になるよう見直します。
ブログを正しくリライトすることで検索順位アップが大いに期待できるため、ブログ運営のうえでリライトは重要なステップですよ!
リライトが初めて・・といった方も心配はいらないよ。
次から説明するリライトのやり方を取り入れてみてね!
では、ひとつずつ順にリライトのやり方5ステップを解説していきますね!
ステップ①:リライトする記事を選定する
リライトの優先順位が高いものは成果が発生した商品の記事です。
該当記事が複数ある場合は、成果が発生した記事からリライトすると良いですよ。
つまり、一定のアクセスが見込める記事を、さらにアクセスを伸ばせるようリライトします。
リライトは古い記事からやみくもに手をつけても、成果はついてこないよ。
成果が発生した商品の記事のアクセス数を調べるには、Googleアナリティクスがおすすめです。
Googleアナリティクスを活用すれば、ブログ記事ごとのアクセス数はもちろんのこと、ユーザーがブログ内で最初にアクセスする記事なども知ることができますよ。
Googleアナリティクスの登録がまだの方は『Googleアナリティクスの設定手順を3ステップで解説!』をご参照のうえ設定してみてください。
Googleアナリティクスの基本的な使い方『【これだけ抑えたらOK】Googleアナリティクスの基本的な使い方や見方を画像付きで解説!』も合わせてご覧くださいね!
ステップ②:リライトする記事を分析する
選定したリライトする記事を、コンテンツ分析ツールを使って分析します。
ブログ記事分析のポイントは、主に次の3つです。
①オーロラヒートマップでよく見られている箇所を可視化
②Googleアナリティクスで滞在時間を確認
③Googleサーチコンソールで需要のあるキーワードを確認
ひとつずつ順に見ていきましょう。
ポイント①:オーロラヒートマップでよく見られている箇所を可視化
プラグインのオーロラヒートマップで、ブログ記事内のよく見られている箇所を把握します。
オーロラヒートマップは導入後のデータしかとれないので、あらかじめ導入しておきましょう。
導入は無料でできるので、ブログのアクセス数が上がってきたら早めに入れるのが良いよ!
リライト対象の記事をオーロラヒートマップでチェックし、どの辺りがユーザーによく見られているかを確認します。
クリック分析すると、こんな感じで色が変わるよ。
プラグインを使うと、よく見られている箇所が可視化できて便利です。
よく見られている見出しを最初に持ってくると読者の悩みがすぐに解決できるので、結果商品・サービスがもっと売れるきっかけにもなりますよ。
また、オーロラヒートマップではパソコンで見ている人、スマホで見ている人をそれぞれ分析することも可能。
一覧画面でどちらか選択できるよ。
オーロラヒートマップの使い方についてはコチラもご参照ください。
ポイント②:Googleアナリティクスで滞在時間を確認
Googleアナリティクスで、ユーザーの平均滞在時間を確認します。
滞在時間が何秒、何十秒であれば記事が読みにくかったり、読者に必要ではない内容が入っている可能性があります。
その場合は改めて読者目線で考えてみて
・不要な箇所は削る
・わかりにくい箇所はもっと丁寧に噛み砕いて説明する
などの対応をすると良いですよ。
ポイント③:Googleサーチコンソールで需要のあるキーワードを確認
Googleサーチコンソールを使い記事URLで指定し、表示回数やクリック回数が多いキーワード(=需要のあるキーワード)を確認します。
検索順位アップを目指すには、ユーザーが求めている内容と記事内容の一致が必要不可欠です。
読者が求めた答えが述べられていないブログは、やはり検索順位上位は目指せないよ。
サーチコンソールで需要のあるキーワードを確認することで、そのブログに盛り込むべきキーワードが把握できます。
また、表示回数は多いのにクリック数が少ない場合は、ユーザーが検索した際に検索結果に表示はされるのにクリックはされないということです。
その場合は、読者が思わずクリックしたくなるようなタイトルやリード文に修正する必要があると分かりますよ。
Googleサーチコンソールの登録がまだの方は『Googleサーチコンソールの設定手順を解説!』を参考に設定してくださいね。
サーチコンソールの基本的な使い方は『【月6桁ブロガーが解説!】Googleサーチコンソールの基本的な使い方や見方を画像付きで解説!』もご参照ください。
ステップ③:狙ったキーワードで競合調査する
狙ったキーワードで競合調査し、自分のブログが上位表示されるために不足している内容を把握します。
自分のブログより上位表示されているサイトを確認し、共通して盛り込まれている内容はユーザーのニーズがある内容なので、リライト時に盛り込むべき内容だと判断できます。
上位サイトが共通して盛り込んでいる内容をより分かりやすく読者に伝えるためにはどうしたら良いか・・など、戦略を立てながら調査しましょう。
競合調査によって、分かりやすい記事構成や利便性の高い記事にするための工夫なども学べるよ!
ステップ④:ユーザーの検索意図に合うコンテンツに書き換える
リライト対象の記事分析をし競合調査もできたら、ユーザーの検索意図に合うコンテンツに書き換えます。
実際にコンテンツを書き換えリライトする際のポイントは、次の通りです。
①該当記事が既に1位の場合は大きな見直しは不要
②需要のあるキーワードを盛り込む
③ユーザーの利便性を考慮し、盛り込む情報を選別する
④内部リンク、ボタンリンクを適切に設置する
順に説明しますね。
ポイント①:該当記事が既に1位の場合は大きな見直しは不要
リライト該当記事が既に1位の場合は大きな見直しは不要です。
簡潔に結論を述べ、読者の悩みを解決できているか確認しましょう。
1番読者に見られるのがリード文なので、
・リード文が簡潔か
・リード文で読者の悩みを解決できているか
チェックし、修正します。
2位〜20位以内の記事は上位記事を参考に、次のポイント②以降を盛り込みながらリライトしましょう。
ポイント②:需要のあるキーワードを盛り込む
Googleサーチコンソールで分析した結果をもとに、需要のあるキーワードを自然に記事内に盛り込んでいきます。
特にタイトル⇒見出し⇒本文の順でキーワードを入れると、評価が上がりやすくなりますよ。
ただし、あくまで自然に!です。
読者の読みやすさを考えずにキーワードを盛り込むと不自然な文章になることも。
また、記事の内容に合わない場合は無理にキーワードを盛り込む必要はありません。
読者の読みやすさを考慮し、自然に需要のあるキーワードを盛り込みましょう。
先述の通り、上位サイトに必ず盛り込まれている内容はユーザーの需要のある内容とし、リライト時に盛り込むことも忘れないでくださいね。
その際オリジナルコンテンツ(オリジナル体験やオリジナル画像、図形)も盛り込むと、記事に独自性を持たせられます。
上位サイトをもとに内容を充実させ、オリジナルコンテンツで独自性もプラスするのが◎!
ポイント③:ユーザーの利便性を考慮し、盛り込む情報を選別する
ユーザーの利便性を考慮し、盛り込む情報を選別します。
読者の悩みを解決する内容に不足がないよう、必要な情報を追加しましょう。
一方で、不要なコンテンツは削除します。
文章量が多いからといって読者の悩み解決につながるとは限りません。
求められていない情報をだらだらと説明していては、読者の離脱率も上がってしまうよ。
ユーザーの悩みを解決するための情報として必要なものか、タイトルや見出しと乖離した内容になっていないか確認しながらリライトを進めましょう。
ヒートマップで読者に見られていない箇所を確認し、必要な情報か吟味するための参考にするのも手ですよ。
また、情報は最新のものにすることも読者の利便性アップのために大切です。
古い情報では読者のニーズを満たしきれないだけでなく、あまり管理がきちんとされていないサイトだと判断されてしまう恐れも。
サイト全体の信頼性を保つためにも、情報の更新には気を配ろうね!
ポイント④:内部リンク、ボタンリンクを適切に設置する
内部リンクやボタンリンクを適切に設置しましょう。
リライトした記事と関連性の高い別記事を内部リンクとして設置します。
もっと詳しく調べたい!関連する別のことも気になる!といった読者の欲求を満たせるような位置に内部リンクを挿入しておくと、便利かつ再度検索し直す手間も省けます。
結果、ユーザー満足度が高まり、SEO対策にもつながります。
適切な内部リンクによってブログ内で読者が周遊してくれると直帰率が下がり、反対に読者の流入が増す期待もできるよ!
また、ボタンリンクをユーザーがその商品を買いたくなるような位置で掲載できているかもチェックしましょう。
たとえば
・リード文の結論述べたすぐ後
・良い口コミ・自分のレビューを述べたあと
・まとめ
などの位置でボタンリンクを掲載するのがおすすめですよ。
SEO対策について詳しく知りたい方は『【知らないとマズい】WordPressブログのSEO対策16選!』も合わせてご覧くださいね。
ステップ⑤:リライト後のアクセス状況を確認する
一度のリライトで必ず検索順位がアップするわけではありません。
そのため、リライト後のアクセス状況を確認してリライトを繰り返す作業も大切です。
具体的には、キーワード計測ツール(RanktrackerやGRC)で順位を計測します。
リライト後、一旦順位が下がる可能性がありますが、それは問題ありません。
1週間単位で順位変動がどうか確認するのがおすすめだよ!
Googleサーチコンソールでリライト時に新たにキーワードを追加した場合は、そのキーワードも計測ツールに登録すると良いですよ。
ちなみに、WindowsユーザーはGRC、MacユーザーはRanktrackerとの相性が良いです。
それぞれのインストール方法や初期設定に関してまとめた記事があるので、まだ入れていない方は記事を参考に設定してみてくださいね。
WindowsユーザーのGRC設定は『GRC登録方法を簡単2ステップで解説』を、MacユーザーのRanktracker設定は『Rank Trackerのダウンロード手順と導入方法4ステップで簡単解説!』をご覧ください。
キーワード計測ツールは、ブログ運営で必須ツールだよ。
稼いでいるブロガーで入れていない人はいないよ!
順位がしっかり上がっていれば、そのリライトは正しいということなので、次回のリライト時にも参考にできます。
やった作業はしっかり結果を追って、その施策があっていたのかどうなのかを分析すると次に繋がりやすいですよ!
以上が、ブログ記事リライトのやり方5ステップです。
正しくリライトして検索順位アップを目指していこう!
ブログをリライトするデメリット2つ
検索順位アップのためにリライトは必要な作業ですが、ブログをリライトする場合のデメリットを挙げると次の2つです。
- 必ず検索順位が上がるとは限らない
- 独自性が薄れてしまう危険性も
順に説明しますね。
デメリット①:必ず検索順位が上がるとは限らない
リライトを正しいやり方で行ったからといって、必ず検索順位が上がるとは限りません。
そもそもリライトの正しいやり方と言っても正解はGoogleのみが知っており、ブロガーである私たちに100%正解は分かりかねます。
ただし、多くのブロガーが取り入れているリライトのやり方はあるわけなので、実際に自分で試してみて、リライト後の変動を確認して・・と地道に手を動かすしかありません。
ブログ運営は忍耐も大事だね!
ユーザーファーストでリライトをして記事の質を高めていけば、結果がついてきてくれることは大いに期待できます。
リライト後一旦検索順位が下がって、その後じわじわと順位が上がる場合もあるので、順位の上昇下落に一喜一憂するよりかは今自分ができるリライトに精一杯取り組むのが◎ですよ。
デメリット②:独自性が薄れてしまう危険性も
リライト時の競合調査で上位表示のサイトを参考にした結果、自身のブログの独自性が薄れてしまう危険性もあります。
リライトによって読みやすい記事になる代わりに、当たり障りのない個性のない記事になってしまう場合も。
Googleから評価されやすいサイトは、独自性のある高品質なサイトです。
自分にしかないオリジナル要素を盛り込むことで、読者からの信頼も得やすくなりますよ。
ブログをリライトするメリット3つ
一方で、ブログをリライトするメリットを挙げると、主に次の3つです。
- 記事の質が上がる
- 最新の情報を届けられる
- 収益アップにつながる
ひとつずつ順に見ていきましょう。
メリット①:記事の質が上がる
リライトをすることで、ブログ記事の質を上げることができます。
ブログ運営を着実に続けていれば、文章力や記事執筆のためのノウハウがレベルアップしているはずです。
リライトは記事を公開してからある程度時間が経ったあとで行うので、改めてリライト対象の記事を読んでみて「こう変えた方が良い」「ここが不十分だ」などの気づきが必ずあるでしょう。
・結論が分かりにくい
・ユーザーが求める内容から乖離している
・文章だらけで読みにくい
・一文が長すぎる
など、客観的に記事を見直して改善していくことができますよ。
メリット②:最新の情報を届けられる
リライトで情報の見直しができるので、古い情報は一新し最新の情報を届けられる点もメリットのひとつです。
Web上で検索するユーザーは、新しい情報を求めています。
時間の経過によって情報はどんどん古くなっていくので、古いまま放置していると管理がされていないブログだと読者に判断されてしまいます。
放置されたブログは読者離れの恐れも・・。
新しい情報を都度盛り込み、ユーザーの利便性を高める工夫を続けていれば、読者からの信頼もついてくるでしょう。
情報を更新し最新の情報を届けているブログは、Googleからも高評価を得やすくなりますよ。
メリット③:収益アップにつながる
リライトで記事の品質が上がることで、収益アップにもつなげられます。
ユーザーが知りたい情報をピンポイントで届け、悩みを解決してくれるブログは、自然と読者の信頼も集められるでしょう。
読者の信頼性の高さは、記事内でおすすめする商品や申し込みへのクリック数増加につなげていけるよ!
読者が記事内の広告から商品の購入や申し込みをしてくれたら、ブログ収益になりますね。
リライトで高品質な記事を目指し、収益アップを目指していきましょう!
ブログ記事リライトの注意点3つ
ブログ記事リライトの際の注意点は、次の3つです。
- コンテンツ量が充実してからリライトする
- 競合サイトのコピペはNG!独自性を持たせよう
- 追加する情報は検索意図に添う内容にしぼる
間違ったリライトは読者の満足度低下、Google評価の低下にもつながりかねません。
リライトの際は、これから紹介する注意点も考慮しながら行いましょう。
では、ひとつずつ説明していきますね。
注意点①:コンテンツ量が充実してからリライトする
ブログのリライトは、コンテンツ量が充実してから行いましょう。
コンテンツ量が不十分なときはアクセスもあまり集まっていない状態なので、ツールを使っての記事分析もあまり意味がありません。
そもそも記事を執筆してから検索順位が安定するまでには、3~6ヵ月程時間がかかります。
検索順位が安定するまでの間はリライトには着手せず、コンテンツ充実に力を入れる方が良いですよ。
コンテンツ量が充実してからリライトすれば、より効率良く記事を改善していけるよ!
注意点②:競合サイトのコピペはNG!独自性を持たせよう
競合サイトのコピペは絶対にNGです!
リライト時に限定する話ではなく、記事執筆時にも共通して言える注意点ですが、他サイトをコピペした記事はGoogleの評価下落につながります。
数あるブログの中でたった一つコピペの記事があるだけでも、Googleやユーザーからの信頼性が損なわれる恐れがあるよ。
繰り返しになりますが、Googleは記事のオリジナリティも評価しています。
リライトで競合サイトの情報を参考にした場合でも、独自性を意識してオリジナリティを盛り込みながら記事を見直していきましょう。
注意点③:追加する情報は検索意図に添う内容にしぼる
リライト時に追加する情報は、検索意図に沿う内容にしぼりましょう。
リライトは単なる追記作業ではありません。
記事に載せる情報を増やした場合でも、需要のあるキーワードと記事内容をマッチさせてユーザーの検索意図から外れないよう注意しましょう。
その記事を読んだだけで読者の悩みが解決できるような、検索意図に添う記事にリライトするのがベストです。
読みやすさ、分かりやすさにも注力してコンテンツを充実させていこう!
読者の目線で利便性を追求していけば、自ずと読者に必要な情報を取捨選択できるようになっていきますよ。
まとめ:リライトでブログの質を高め、検索上位を目指そう!
ブログ記事リライトのやり方は、次の5ステップです。
①リライトする記事を選定する
②リライトする記事を分析する
③狙ったキーワードで競合調査する
④ユーザーの検索意図に合うコンテンツに書き換える
⑤リライト後のアクセス状況を確認する
新規記事も大事ですが、既にあるブログ記事の利便性を考慮し質を高めることで、集客アップも目指せます。
アクセスが伸びない・・と悩んでいる方は、ぜひ今回紹介した方法でリライトに取り組み、検索順位上位を目指しましょう!